出版社内容情報
イサベラ・ロヴィーン[ロヴィーン イサベラ]
著・文・その他
佐藤 吉宗[サトウ ヨシヒロ]
翻訳
内容説明
環境先進国スウェーデンでも見落とされていた重大な問題とは!?魚の消費国日本にも重要な意味をもつ一冊。スウェーデン・ジャーナリスト大賞&環境ジャーナリスト賞受賞。
目次
第1章 ウナギ
第2章 警告
第3章 鳴らされない警鐘
第4章 共有地の悲劇
第5章 ヨーテボリの漁船がやって来るまでは…
第6章 漁業に対する経済的支援
第7章 EUと途上国との漁業協定
第8章 EUの共通漁業政策と乱獲の義務
第9章 魚の養殖―果たして最善の解決策か?
第10章 解決の糸口
著者等紹介
ロヴィーン,イサベラ[ロヴィーン,イサベラ][L¨ovin,Isabella]
1963年生まれ。ジャーナリスト。ストックホルム在住。消費者問題や食・環境の問題を扱う雑誌のレポーターやコラムニストのほか、公共ラジオで社会問題を扱う番組の編集長を務めてきた。『沈黙の海―最後の食用魚を求めて』が評価されて、2007年にスウェーデン・ジャーナリスト大賞や環境ジャーナリスト賞などを受賞。2009年夏より欧州議会議員
佐藤吉宗[サトウヨシヒロ]
1978年生まれ。京都大学経済学部卒業。在学中であった2000年にスウェーデンへ交換留学をしたことが契機となり、同国のヨンショーピン大学経済学部へ進学し修士号を取得。その後、同大学での勤務や欧州安全保障協力機構(OSCE)クロアチア支部での研修を経て、現在はスウェーデン・ヨーテボリ大学経済学部の博士課程に在籍。専門はマクロ経済、投資・生産性分析。通訳や翻訳のほか、スウェーデンの経済・政治・社会問題に関する記事を日本の雑誌に寄稿している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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