「ご当地ラーメン」の地域ブランド戦略

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「ご当地ラーメン」の地域ブランド戦略

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  • サイズ B6判/ページ数 247p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794807922
  • NDC分類 673.9
  • Cコード C3033

出版社内容情報

近年、「B級グルメ」によるまちおこしが各地で取り組まれている。ラーメン、焼きそば、カレーなど、私たちの周りのごく普通の「食」に光が当てられ、多くの人びとに親しまれている。これまでのまちおこしと言えば、伝統的な地場産業の再生、企業誘致など、いわばまなじりを決して取り組まれてきたものが多いが、「B級グルメ」によるまちおこしは、そうしたものとはかなり様相が異なるように見える。多くの市民が参加できること、当事者は必死の面持ちであるにしても、どこかほのぼのとしたゆとりのある取り組みであることも興味深い。
 このような中で、「ラーメン」は独特な位置にあるように見える。日本ではラーメンは特に好まれ、数十年前からは「札幌ラーメン」「博多ラーメン」など地域独特の銘柄が広く知られるようになり、人びとの食生活に深く浸透していった。このような第一期というべきラーメンブームを基礎に、20年ほど前からは、各地で独特なラーメンが掘り起こされ、人びとを惹きつけていくことになる。「喜多方ラーメン」「尾道ラーメン」などが早い時期から注目されていった。その後は各地の取り組みが深まり、現在では全国の至る所で「ご当地ラーメン」が人びとを楽しませている。
 このような取り組みを見ていくと、地域産業振興やまちおこしは、人びとに「希望」と「勇気」を抱いてもらうことが最大のポイントであることを痛感させられる。いわば「B級グルメ」への人びとの「思い」の結集は、成熟社会における地域産業振興、まちづくりの「第三の道」と言うことができそうである。
本書では、旭川はじめ老舗四銘柄、伊那はじめ新しいタイプの「ご当地麺」三銘柄、釜石はじめ地域独自のプロジェクトを行っている三地域を取り上げる。各地域の取り組みに接することにより、私たちの「食」と「暮らし」をベースにするまちおこしへの「思い」が深まっていくことを願っている。(せき・みつひろ)

内容説明

一杯のドンブリに「思い」を込めて。地元で愛され続けてきた「麺」が、まちおこしへの人びとの熱い思いをひとつにする!全国10地域の「味の再発見と挑戦」の記録。

目次

「ご当地ラーメン」によるまちおこし
第1部 「ご当地ラーメン」の老舗(旭川ラーメン/地域性と市民の想いが詰まった一杯;和歌山ラーメン/ご当地グルメの先駆者のいま ほか)
第2部 地域の新たな取り組み(釜石ラーメン/鉄の町の誇り「極細ちぢれ麺」;八王子ラーメン/首都圏郊外都市の取り組み ほか)
第3部 ラーメンの範疇を超える「ご当地麺」(伊那ローメン/地域の人びとに愛されて五〇年;八幡浜ちゃんぽん/まちおこしの起爆剤に ほか)
「ご当地ラーメン」の再発見

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。現在、一橋大学大学院商学研究科教授。博士(経済学)

古川一郎[フルカワイチロウ]
1956年東京都生まれ。1988年東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得。現在、一橋大学大学院商学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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コーヘー@

1
本著は、全国10の地域に存在する「ご当地ラーメン」に着目し、そこから地域活性化のヒントを探っていくことを目的とする。ご当地ラーメンの定番である熊本/和歌山、新規開発、土着化に取り組んでいる八王子/釜石/笹丘、ご当地麺である伊那ローメン/八幡浜ちゃんぽんの三種類に分類し分析を行っていてわかりやすい。終章では、「話題作りにより人々を巻き込み、人びとの会話を活性化すること」(P237)を「コトづくり」という名前を付け、味よりも情報発信力が今後の地域活性化では重要であることを説いている。ラーメンも詳しくなります。2015/09/27

やっほっほ

0
好きか、仕事か。2016/06/04

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