わたしだって、できるもん!

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  • サイズ A5判/ページ数 152p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794807885
  • NDC分類 K949
  • Cコード C0036

出版社内容情報

ダウン症の少女と周囲の人々の関係性から見えてくる、「世界で最も暮らしやすい国」ノルウェーの共生の理想

国連開発計画(UNDP)による人間開発指数(平均余命や生活水準などを総合的に分析し、各国の生活の質や発展の度合いを測る指標)で常にトップにあり、「世界で最も暮らしやすい国」と言われるノルウェー。北海油田からの収入や高い税率を背景に、全世代を包摂する充実した福祉、男女共同参画社会が実現されています。しかしノルウェーの豊かな社会を支えているのは豊富な資金力だけではありません。その根底には共生の理想を実現させていこうという人々の強い信念があるのです。それではノルウェーの人々が理想とし、実現した社会とはどのような社会でしょうか? 社会的に弱い立場に立たされた子どもや障害者の暮らしを見てみることで、この問いへのひとつの答えを得ることができそうです。
本書はノルウェーで大反響を呼んだ、ダウン症の少女クリスティーネの成長を追いかけた三冊の写真絵本(Klart jeg kan!, Klart vi tor!, Skoleklart!)を一冊にまとめ、翻訳したものです。幼稚園から小学校一年生の冬までの間に、クリスティーネは家庭、幼稚園、学校、地域、そして北ノルウェーの大自然の中で多くのことを経験していきます。そこから見えてくるのは、クリスティーネを中心にまるで同心円のように広がっていく、クリスティーネと共に生きる人々の関係性です。
クリスティーネに他の子どもたちと同じような経験の場が与えられるように、そして彼女が自分のもつ力を十分に発揮できるように、周囲の人々は的確で補助的なサポートを行っていきます。このような周囲の人々の姿を通して、障害というものが決して本人や家族だけが背負うべき個人的な問題ではなく、社会を構成する一人ひとりがかかわるべき課題であるということがわかってきます。
ダウン症のお子さんをお持ちのご家族、障害者福祉に携わる方々、北欧社会に関心を持たれている方々はもちろん、クリスティーネの太陽のような笑顔に会ってみたいと思われた方々にもぜひお読みいただきたい一冊です。

★『わたしだって、できるもん!』出版記念mimi写真展開催!★
        1/20(火)から1ヶ月間
◎紀伊國屋書店新宿南店3Fウィンドウ内にて
 *5F売り場では「北欧の福祉関連書フェア」同時開催!
※現在終了しております。ご来場ありがとうございました。

内容説明

共生する喜び。それをクリスティーネの笑顔が教えてくれます。ダウン症の少女の成長を追いかけたノルウェーの写真絵本。

著者等紹介

リッレヴィーク,リンダ[リッレヴィーク,リンダ][Lillevik,Linda]
ジャーナリスト・図書館司書としても活躍していたが、最近は作家活動に専念し、これまでに10冊の本を上梓。ノルウェーの沿岸地方で暮らす人々の生活を描くものが多く、ロフォーテン諸島外洋での大規模なタラ漁や、かつては人々の重要な足として利用され、現在では多くの旅行客に愛されている沿岸急行船の歴史などをテーマとしている

ストールヴィーク,シェル・オーヴェ[ストールヴィーク,シェルオーヴェ][Storvik,Kjell Ove]
アートおよび報道写真家。北ノルウェーのロフォーテン諸島を本拠地として活動している。この15年間は極地の写真を撮り続けており、その写真は「タイム誌」「GEO」「ナショナルジオグラフィー」「ニューヨークタイムズ」に掲載されている。これまでに30冊以上の書籍の写真を担当し、アート写真はノルウェーの数々のギャラリーに常設展示されている。最近の6年間はAMASEプロジェクト(Arctic Mars Analog Svalbard Expedition)にも携わっており、NASAやESAに火星探査装備のアナログテストを供給するプログラムに参加している

井上勢津[イノウエセツ]
学習院大学文学部哲学科卒業。東京音楽大学を経て、ノルウェー国立音楽大学に留学。その後、ソグン・フィヨルダーネ大学音楽療法コース修了。東邦大学非常勤講師。現在、ノルウェー政府認定音楽療法士として日本で活動をするとともに、日本とノルウェーで様々な音楽プロジェクトにかかわっている

深海久美子[フカミクミコ]
高校時代に手話を学び、最年少で手話指導資格を取得。大学卒業後、(旧)神奈川県ろうあ協会専従職員、茅ヶ崎市福祉事務所設置手話通訳を経て、1990年よりNHK手話ニュースキャスターとして出演中。和光大学現代人間学部身体環境共生学科非常勤講師、鶴見大学短期大学部福祉専攻科非常勤講師、NHK文化センター横浜教室講師等を務める

村越陽菜[ムラコシハルナ]
1985年、静岡県磐田市に生まれる。東京家政大学家政学部造形表現学科にてデザイン、造形等を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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とりぴよ

8
ノルウェーの、とあるダウン症の女の子の日常と成長の様子が写真で綴られる。「共生」の理念に基づき、障害のある子どもも、的確なサポートを受けつつ地域の学校に通うのが一般的とのこと。「このような周囲の人々を通して、障害というものが決して個人的な問題ではなく、コミュニティを構成する一人ひとりが関わるべき課題であるということがわかってきます。」日本語版を翻訳したのは、ノルウェーで活動する日本人の音楽療法士さん。2016/03/05

雨巫女

0
ダウン症の少女の成長記。手話付きで、なんでも経験をする事が大事なんだなあ。2009/10/05

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