地方圏の産業振興と中山間地域―希望の島根モデル・総合研究

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地方圏の産業振興と中山間地域―希望の島根モデル・総合研究

  • 関 満博【編】
  • 価格 ¥7,700(本体¥7,000)
  • 新評論(2007/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 493p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784794807489
  • NDC分類 601.173
  • Cコード C3033

出版社内容情報

日本の都道府県、市町村などの自治体は、ごく最近まで独自の地域産業政策を持っていなかった。だが、一九九〇年を前後する頃から、アジア、中国との競争、公共事業の減少、少子高齢化、人口減少、そして地域間の格差などが深まる中で、地域は自らの将来を自らの手で切り開いていかなくてはならない状況に直面していく。
 そのような中で、近年、山陰に隠れていた島根県が注目され始めている。島根は人口減少県の代表の一つであり、高齢化率は全国一位として知られ、また、公共事業依存型経済からの脱却を強烈に求められている。
 二〇〇〇年に入る頃から、その島根に興味深い動きが生じてきた。「最後尾から最先端へ」をスローガンに掲げ、自治体、企業、市民が新たな動きを見せ始めている。産業過疎の島根では企業誘致を果敢に行い、また、条件不利の中山間地域や離島でも新たなコミュティビジネスを開始するなど、人びとが「希望」を抱いて動き始めている。「イノベーションは辺境から起こる」とされているが、島根の現在はそうした可能性を痛感させる地域になっているのである。
 この島根に対して、編者は〇一年から深い付き合いを重ねてきた。さらに、〇五年からは研究室の若手を大量に島根の各地の「現場」に送り込み、徹底調査を重ねてきた。編者の研究室には中国、韓国、台湾、香港などの留学生が大量に所属している。若い彼らは日本の最後尾とされている島根の「現場」で、人びとが興味深い取り組みを重ねていることに驚嘆したのであった。
 十一人の共著となった本書には驚きのままの論考もあるが、その「発見」の喜びを胸にさらに踏み込んだ研究を重ねていくことを期待したい。彼らは島根に日本の最先端を見たのである。島根はいつの間にか、日本の「先端」に近づいてきているのであった。

内容説明

人口減少、高齢化・過疎化、中山間・離島、公共事業依存型経済など幾多の条件不利を乗りこえ果敢な挑戦を続ける島根県の取り組みを徹底報告。共通の難問を抱える全国の“地域”におくる“希望の島根モデル”。

目次

第1部 島根県産業総合研究の意義
第2部 産業集積、企業誘致、新規創業
第3部 地域ビジネスの展開
第4部 条件不利地域の取り組み
第5部 金融、産学官連携、政策的展開
補論 島根産業をめぐるトピックス

著者等紹介

関満博[セキミツヒロ]
1948年富山県生まれ。1976年成城大学大学院経済学研究科博士課程修了。一橋大学大学院商学研究科教授、博士(経済学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。