内容説明
ベージュの重たくて醜い、箱形コンピュータではなく、フレンドリーで楽しいものを作りたい。どんなに反対されても、“Think Different”の精神を曲げなかったジョブズが世に送り出したのは、シースルーのブルーのケースに入ったコンピュータだった。後にいちご色などの多色展開も行い、コンピュータのデザインや色に一石を投じることとなる。アップル社の創業者の一人でありながら、一度は追放されたジョブズの波乱の生涯をシンプルな英語でお届けします。
目次
1 California dreaming
2 An entrepreneur is born
3 Time out
4 The return of the king
著者等紹介
クリスチャン,トム[クリスチャン,トム][Christian,Tom]
1966年ロンドン生まれ。91年に来日し、企業の宣伝および広報活動を担当(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
マエダ
53
洋書への道2016/06/16
SOHSA
41
《購入本》英語多読43冊目。アップル社の創業者のひとりでありながら、一度は追放され、その後の同社の危機を救ったジョブズの生涯を易しい英語で綴っている。 その生涯はまさに波乱万丈。金を儲けることに執着がなく、Think Differentの精神を決して曲げない生き方は、それがたとえ理想であったとしても常人にはなかなか実行できないことだろう。 現在、なんとアップル社製品が溢れていることか。ジョブズが世界に与えた衝撃と功績は計り知れない。初代iPhoneが発表されたときの驚きと興奮はいまだに胸に刻まれている。2018/06/15
Tadashi_N
24
理不尽さも稀代の天才Jobsの一部。人間としての成熟とガンの話もある。2019/07/30
犬こ
16
スティーブ・ジョブズって、あらためて偉大な人だったと実感。最近のアップルいまいちなので、彼の決断力、信念、人選、先見の明は的を得ていたんだな。いろいろ感動しました。難しい英単語がほとんどないので読みやすいです。2015/09/19
ヒナコ
15
スティーブ・ジョブズの伝記本。B2位のレベルかと感じたが、ジョブズのことを知っている部分もあって推測しながら読めたので、寝ながらスラスラと読書できた。 セクシュアルマイノリティーの中で、稀にジョブズファンのような人に出会うのであるが、ずっと私はそれに同感できずにいた。今回の読書で、やはりジョブズのことをそれほど好きにはなれないと再確認することはできた。 西海岸のピッピー文化の自由さというのがジョブズの大きな構成要素ではあるのだろうし、その自由さに惹かれる人はいるのだろう。→2024/01/13