筋生理学で読みとくトレーニングの科学

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筋生理学で読みとくトレーニングの科学

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  • サイズ 46判/ページ数 224p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794226556
  • NDC分類 780.7
  • Cコード C0075

出版社内容情報

ここ15年ほどの間に、レジスタンストレーニングの
効果の仕組みを、分子レベルまで立ち入って解明する
ための実験系や方法論が著しく進歩してきました。
さらに、これらを用いて、特定のトレーニングプロ
グラムに効果があるかを即時に調べたり、より効果的
なプログラムを開発したりすることが可能となってき
ています。
 本書では、レジスタンストレーニングのプログラ
ムを理解するために必要な生理学的基礎を解説する
とともに、トレーニングの現場で発生するさまざま
な疑問の解消につながる先端的研究の成果について
紹介していきます。             (本書より)

トレーニング効果をどのように測り、比較し、予想するか? 
強度、量、頻度を変えることで、効果はどのように変わるのか?
最先端の研究成果をもとに、筋力トレーニングをめぐる疑問に答える
トレーニング愛好者、必読の書!

内容説明

トレーニング効果をどのように測り、比較し、予想するか?トレーニングの現場で生まれるさまざまな疑問に「筋肉博士」が最先端の研究成果で答える!

目次

0 まず「標準プログラム」から考えよう その生理学的根拠とエビデンス
1 トレーニング効果をどうやって測り比較し予測するか
2 負荷強度と筋肥大効果の関係を再考する1
3 負荷強度と筋肥大効果の関係を再考する2
4 加圧トレーニングとスロートレーニングの動物モデル
5 トレーニング容量と筋肥大効果:何セット行うのがベストか?
6 セット間休息時間の問題:長い方がよいのか短い方がよいのか?
7 最適なトレーニング頻度:毎日行ってはいけないのか?
8 長期プログラムへのヒント:(1)筋再生系と「筋メモリー」
9 長期プログラムへのヒント:(2)「筋メモリー」をピリオダイゼーションに応用する
10 トレーニングによる筋肥大に関わる新規メカニズム:(1)リボソームの増加と遺伝子のエピジェネティック修飾
11 トレーニングによる筋肥大に関する新規メカニズム:(2)リボソームの増加をピリオダイゼーションに応用する
12 数理モデルを用いたトレーニング効果のシミュレーション
final chapter 筋タンパク質代謝の観点でみたレジスタンストレーニングプログラム

著者等紹介

石井直方[イシイナオカタ]
1955年生まれ。77年東京大学理学部卒業、82年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。理学博士。82年東京大学理学部助手、91年東京大学教養学部助教授、99年東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻生命環境科学系教授を経て、2020年東京大学名誉教授。1987~88年日本学術振興会特定国派遣研究者(英国オックスフォード大学)。身体運動科学、筋生理学、トレーニング科学を専門に、力学的環境に対する骨格筋の適応のメカニズム、及びその応用としてのレジスタンストレーニングの方法論、健康や老化防止等の研究に従事している。81、83年ボディビル日本選手権優勝、81年世界選手権第3位、82年ミスターアジア優勝など、競技者としても輝かしい実績を誇る。NSCAジャパン元理事長、東京大学先端科学研究拠点初代拠点長、93年日本比般生理生化学会吉田奨励賞受賞。日本トレーニング指導者協会参与(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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田中峰和

4
ボディメイク界では、筋トレの分割法と全身一括法が議論され、トップビルダーは前者を取り入れるのが主流。週1日休むとして、分割法では一部位週1~2回だが、全身法なら週6回できる。超回復理論が定着していた時代では、筋肉を72時間以上休ませるため、分割法が正しいとされていたが、最近の欧米の研究では24時間の休養で十分という論文が多く発表され、その議論が業界では白熱している。著者は81年のボディビル日本選手権覇者で、東大の教授にまでなった人物だが、ラットとマウスの実験だけ。人を使っての実験は予算が足りないのか。2023/11/25

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