出版社内容情報
日本語ブームを呼んだ一大ベストセラーの第3弾。古今の名文名句を集めて朗読用テキストとして編んだ本。歌舞伎から近代詩まで今巻も盛り沢山な内容。
内容説明
『声に出して読みたい日本語』は暗誦や朗読に適した日本語の名文・名句を集めたテキストである。この本はいまや多くの老若男女の座右の書として迎えられている。しかし、千年以上の日本語文化の堆積は深く無尽蔵であり、汲めどもとうてい尽きることはない。この3巻では、さらに広い領域から朗読したい言葉や文章を選び、著者による機知溢れる解説を加えて読者に呈する。
目次
1 腹から声を出す
2 人生のおかしみを味わう
3 芯が通る・腰肚を据える
4 リズム・テンポに乗る
5 しみじみ味わう
6 あこがれに浮き立つ
7 身体に覚え込ませる・座右の銘
8 季節・情景を肌で感じる
9 物語の世界に浸る
著者等紹介
斎藤孝[サイトウタカシ]
1960年、静岡生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在、明治大学文学部教授。専攻は教育学、身体論、コミュニケーション論。文化庁文化審議会国語分科会委員。『宮沢賢治という身体』で1998年宮沢賢治賞奨励賞、『身体感覚を取り戻す』で2001年新潮学芸賞、『声に出して読みたい日本語』で2002年毎日出版文化賞特別賞受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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