記号化される先住民/女性/子ども

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  • サイズ 46判/ページ数 200p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791774876
  • NDC分類 316.8
  • Cコード C0036

出版社内容情報

マイノリティと記号化について、斯界の気鋭たちが論じる。
2021年10月に北海道大学 アイヌ・先住民研究センターで行われたシンポジウムの書籍化。
北原モコットゥナシ「神秘と癒し―アイヌ文化発信の陥穽」 
中村平「記号化される台湾先住民:日本殖民主義の認識論と透明な殖民者日本人」
加藤博文「記号化による文化遺産の植民地化:収奪される地名・記憶・歴史」
内藤千珠子「フィクションの暴力とジェンダー:登場人物としての「アイヌ」から考える」
村上靖彦「記号が照らすすき間、記号を逃れる本人――大阪市西成区でのヤングケアラー調査をもとに」
石原真衣「先住民という記号:日本のダイバーシティ推進における課題と展望

内容説明

北海道大学アイヌ・先住民研究センターで行われたシンポジウムの書籍化。

目次

神秘と癒し―アイヌ文化発信の陥穽
記号化される台湾先住民―日本殖民主義の認識論と透明な殖民者日本人
記号化による文化遺産の植民地化―収奪される地名・記憶・歴史
フィクションの暴力とジェンダー―『ジャッカ・ドフニ』が描く「アイヌ」の物語
記号が照らすすき間、記号から逃れる本人―大阪市西成区でのヤングケアラー調査をもとに
先住民という記号―日本のダイバーシティ推進における課題と展望

著者等紹介

石原真衣[イシハラマイ]
1982年サッポロ生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。専門は文化人類学、先住民フェミニズム。アイヌと和人(会津/琴似屯田兵)プラスアルファのマルチレイシャル。著書に『“沈黙”の自伝的民族誌 サイレント・アイヌの痛みと救済の物語』(北海道大学出版会、2020年、大平正芳記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

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ぞだぐぁ

2
カテゴライズについての本かと思って図書館の新刊書コーナーで惹かれて読んで見たが、そういう話もあったけれどどちらかと言うとマジョリティ(いわゆる単一民族とされる日本人)の中でのマジョリティ(外国人・かつては土人と呼ばれたりして区分される集団名を持つ人・子供)の置かれ方についてさらにフェミニズムの問題なども入った本。 『ポカホンタス』辺りが例として分かりやすそうだけど、「入植者男性を(先住民)女性が受け入れたというストーリーは、入植の受け入れ・肯定の象徴としても働いているのではないだろうか」(p41)は(続く2022/10/27

読書ノオト

2
2021年10月10日に北海道大学アイヌ・先住民研究センターにて開催されたシンポジウム「記号化される先住民/女性/子ども」の書籍化。編者である石原真衣さんをはじめ、皆の論考が強靭で、たじろぎ、言葉を喪失しながら、差別と二元論的思考、研究という営為が免れ得ない不均衡、「多文化共生」や「異文化交流」「持続可能性」という昨今しきりに謳われる言説に孕まれる暴力性や権力作用、忘却の力学について、鮮烈に問われ逃げ場を失う。アイヌを基軸に問われる「和人」の透明性などの論考は、今日を生きるには必ず経ねばならない道だろう。2022/10/12

1
殖民支配をはじめとした不均衡な権力関係が働く場において、マイノリティへの記号化がどのようになされ、マジョリティに都合のよい「交流」「共生」といったことばがどのような構造の中で唱えられるのか、アイヌや台湾先住民、ヤングケアラーなどなどの視点から論じられている本。全体として構造の暴力性を見つめた上で、一方的ではない共生のあり方を探っていく視点を示してくれるような本になっていて、すごく勉強になった。2023/05/13

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