出版社内容情報
マイノリティと記号化について、斯界の気鋭たちが論じる。
2021年10月に北海道大学 アイヌ・先住民研究センターで行われたシンポジウムの書籍化。
北原モコットゥナシ「神秘と癒し―アイヌ文化発信の陥穽」
中村平「記号化される台湾先住民:日本殖民主義の認識論と透明な殖民者日本人」
加藤博文「記号化による文化遺産の植民地化:収奪される地名・記憶・歴史」
内藤千珠子「フィクションの暴力とジェンダー:登場人物としての「アイヌ」から考える」
村上靖彦「記号が照らすすき間、記号を逃れる本人――大阪市西成区でのヤングケアラー調査をもとに」
石原真衣「先住民という記号:日本のダイバーシティ推進における課題と展望
内容説明
北海道大学アイヌ・先住民研究センターで行われたシンポジウムの書籍化。
目次
神秘と癒し―アイヌ文化発信の陥穽
記号化される台湾先住民―日本殖民主義の認識論と透明な殖民者日本人
記号化による文化遺産の植民地化―収奪される地名・記憶・歴史
フィクションの暴力とジェンダー―『ジャッカ・ドフニ』が描く「アイヌ」の物語
記号が照らすすき間、記号から逃れる本人―大阪市西成区でのヤングケアラー調査をもとに
先住民という記号―日本のダイバーシティ推進における課題と展望
著者等紹介
石原真衣[イシハラマイ]
1982年サッポロ生まれ。北海道大学アイヌ・先住民研究センター准教授。専門は文化人類学、先住民フェミニズム。アイヌと和人(会津/琴似屯田兵)プラスアルファのマルチレイシャル。著書に『“沈黙”の自伝的民族誌 サイレント・アイヌの痛みと救済の物語』(北海道大学出版会、2020年、大平正芳記念賞受賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぞだぐぁ
読書ノオト
葉