こどもの目をおとなの目に重ねて

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こどもの目をおとなの目に重ねて

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  • サイズ 46判/ページ数 198p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784791773046
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C0040

出版社内容情報

地球から童謡まで。やわらかく鋭く世界を見る。
生きものを見つめる目で。生活者の目で。子どもの目で。ふつうのおんなの子の目で。やわらかな感性で世界をとらえ返す。競争第一で発展に突き進み、息づまる社会を素朴な目で問い返し、生きるヒントを見つける。平易かつするどい文章が光るエッセイ。

内容説明

「人間は生きものである」ことをすっかり忘れているのでは?競争第一で発展に突き進み、息づまる社会をやわらかな感性で問い返す。

目次

こどもの視線でのぞいてみれば(生活の中での子どもをよく見て、子どもの言葉を聞く―加古里子さんと生命誌の出会い;万年おじいさんとの愉快な時間 ほか)
永遠の自由研究者たち(地方に暮らすお茶目でふつうの主婦;熊楠に学ぶ重ね描き ほか)
生きものたちとひざをあわせて(生きものの挑戦は空へ向けて;「人新世」を見届ける人はいるのか ほか)
発展を問い直す(科学研究のありよう;ムヒカ流生き方 ほか)
平和への祈り(わからない…軍事への傾倒;外からの眼で日本を見直す ほか)

著者等紹介

中村桂子[ナカムラケイコ]
1936年生まれ。東京大学理学部化学科卒業、同大学院生物化学修了。理学博士。三菱化成生命科学研究所人間・自然研究部長、早稲田大学人間科学部教授、大阪大学連携大学院教授などを歴任。多様な生物に受け継がれている生命の歴史を読み取る「生命誌」を提唱、1993年にJT生命誌研究館を設立し、副館長に就任、2002年から館長を務め、現在、名誉館長。著書多数。2007年に大阪文化賞、2013年にアカデミア賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

けんとまん1007

50
日々の暮らしを、奢ることなく、世間の雑音に囚われず、自分の五感と頭を信じて、謙虚に、生きていくことの大切さ。特に、この10年ほどの間に、これでもかというくらいに、次々に繰り出されるスローガンもどき。それを疑い、それが立つ前提を見つめてみる。殆どが、特定の立場に立っていることがわかる。人間は、自然の一部であるという慎ましさが、欠片すらないことがわかる。2022/09/01

冬佳彰

12
JT生命誌研究館の中村桂子さんが各種媒体に発表されたエッセイをまとめた本。生命誌研究館の存在自体を知らなかったが、高槻市にあるんだな。すごく射程の広く越境的な研究をされている様子が伝わってくる。水俣、南方熊楠、小学校農業科、人新世、カント、女性の智、一億総活躍(への疑問)など。エッセイは大きくカテゴリ分けされていて、後半の日本の状況などに関する苦言は、まったくその通りだな。「寛容に裏打ちされた謙虚さのない人はリーダーになってはいけないのである。わたしたちはそのような人をリーダーにしてはいけないのである。」2022/08/15

joyjoy

7
著者のこれまでのエッセイから。「ふつうのおんなの子のちから」にもあった「あしながおじさん」ジュディの言葉がここにもあり嬉しくなる。加古里子さんや鶴見和子さん、南方熊楠、宮沢賢治などをとおして、「よりよく生きる」ことについて語られている。「自分の暮らしを世界につながるものと考え、行動していかなければならない」。日常の大切さを思う。2021/09/17

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