平成テレビジョン・スタディーズ

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平成テレビジョン・スタディーズ

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  • サイズ B6判/ページ数 286p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784791771561
  • NDC分類 699.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

平成が終わっても、テレビのことは嫌いにならないでください。
タモリはなぜお散歩するのか。阿川佐和子の「聞く力」とはなにか。アイドルはなぜ「卒業」するのか。SMAPはバラエティをどう変えたのか。「女子アナ」はいつ誕生したのか。山田孝之はなぜ「真顔」なのか。深夜ドラマの深夜性とはなにか。この30年のテレビに映された「平成」の輪郭を描き出す、現代日本の大衆文化史。

内容説明

タモリはなぜお散歩するのか。阿川佐和子の「聞く力」とはなにか。アイドルはなぜ「卒業」するのか。「女子アナ」はいつ誕生したのか。SMAPはバラエティをどう変えたのか。山田孝之はなぜ「真顔」なのか。深夜ドラマの深夜性とはなにか。この30年のテレビに映された「平成」の輪郭を描き出す、現代日本の大衆文化史。

目次

テレビは平成をどう切り拓いたか
1 昭和の残像、平成の名残(昭和の『紅白』と平成の『紅白』;「東京」から「TOKYO」へ―東京ソング変遷史;漫画家アイドル・赤塚不二夫―ナンセンスを生きるということ;「女子アナ」の誕生―アナウンサーたちの戦後史)
2 バリエティは散歩する(「テレビの人」、阿川佐和子を読み解く;ユルさとガチとコミュニティ―最近のバラエティ番組についての社会学的一考察;趣味人・タモリ―今、視聴者が求める理想の「おとな」とは;なぜ、テレビは散歩番組を作るのか―「ハレ」のメディアから「ケ」のメディアへ)
3 深夜ドラマの時代(バラエティなドラマたち―放送作家のテレビ的冒険;ループする日常の快楽―『怪奇恋愛作戦』が具現するコメディの力;一〇年目の「モテキ」―大根仁が深夜ドラマにもたらしたもの;山田孝之容疑者(33)住所不定、多職。―それでもリアルを求める人)
4 「卒業」と「引退」の社会学(職業になったアイドル―テレビ、現場、そしてコミュニティ;「王道」を継承した究極の「素人」―SMAPがテレビに果たした役割;平成はアイドルをどう変えたのか;そして再び、アイドルグループは「学校」になった―引退/卒業のアイドル史;「ポスト平成」のテレビジョン・スタディーズへ)

著者等紹介

太田省一[オオタショウイチ]
1960年生まれ。社会学者・文筆家。東京大学大学院社会学研究科博士課程単位取得満期退学。テレビと戦後日本社会の関係が研究および著述のメインテーマ。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

かんがく

9
タイトルは平成だが、昭和から平成に至る歌番組、バラエティ番組、ドラマ、アイドルなどの変化を語る。平成はネットの台頭によって、テレビジョン・スタディーズがテレビジョン単体で成り立たなくなった時代なんだなと思った。2022/06/27

ペンギン

2
スタディーズとのタイトルではあるが、結局はテレビを観た感想に近いような……。あまり社会学的なアプローチもなく(そもそも社会学ではないか)、なるほどと思うような視点も少なかった。テレビを論じるのって難しい。 2019/06/23

たろーたん

1
覚書。TVはよりマニアックに。最大公約数の隙間を縫う地方番組(テレビ東京)が開拓者に。そこで使われる「素人」という素材。電波少年などのガチ系と旅・散歩などのゆるい系の企画。90年代半ば、「女性アナ」ではなく「女子アナ」の最盛期、女子アナの結婚が話題になる。音楽番組の終了で、アイドルは虚像演じる者からガチ・ドキュメンタリー性が重要に(スマップのキムタクが性や恋愛のトークを語ったり、メンバーの不祥事での生放送での心情吐露、モーニング娘新メンバー加入でのピリッとした緊張感。AKBの総選挙や舞台裏での努力等)2021/04/12

のづる

0
テレビ大好きっ子なので、読んでてずっと楽しかった。 ほんと、今のアイドルって「ドキュメンタリー」なんだよな。もちろんパフォーマンス・歌やダンスとかの技術や容姿等もある程度あってのことだけど、もっとも大事なのが「人間力」だと思う。 先日「あちこちオードリー」で伊集院さんが言ってた、「ずっと売れてる人は“面白い”かつ“いい人”。どちらかが欠けててはダメ」と言ってたことも思い出す。2021/06/03

森田健作

0
さすが社会学者。平易な出来事をもったいぶって小難しく学術的に解説。2020/08/06

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