内容説明
家具・調度そして巨大建築まで、「身体」の経験によって創出される政治的表象と快楽とは―。近代そしてアカデミズムによって切り捨てられた「身体」を基軸にして、全く新しい思索を展開し、思想・芸術界に深い衝撃をもたらした著者。特異で多彩な光を放射する単行本未収録の作品群。
目次
1 環境の原像―七〇年代建築・環境論
2 ものと記号の軌跡―家具論
3 書かれたことば―ヴィジュアル・デザインの意味論
4 デザインの地平―デザイン原論
5 建築のレトリック―建築記号論
6 都市の経験―歴史における都市論
7 作家群像
著者等紹介
多木浩二[タキコウジ]
1928‐2011。東京大学文学部美学科卒業。元千葉大学教授。専攻は、芸術学・哲学。建築・現代美術・舞台芸術などの活動を行ないつつ、18世紀末から現代の政治、社会、芸術などの相関を通じて歴史哲学への問いに関心を集中している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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