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内容説明
百壁町。一見ごく普通の町。けれども、この町にはある呪いがかかっていた。百壁小学校、ななし工場、こもれび銀座商店街―。町のいろいろなところで起こる奇妙な出来事は過去のひとつの事件につながっていく…。
著者等紹介
黒史郎[クロシロウ]
「夜は一緒に散歩しよ」で第一回「幽」怪談文学賞長編部門大賞を受賞
大橋崇行[オオハシタカユキ]
1978年生まれ。『妹がスーパー戦隊に就職しました』で小説家デビュー
狐塚冬里[コズカトウリ]
主にゲームのシナリオ、ドラマCD脚本、ノベライズを手がける
竹林七草[タケバヤシナナクサ]
1976年生まれ。『猫にはなれないご職業』にて作家としてデビュー
針谷卓史[ハリヤタクシ]
1977年生まれ。「針谷の小説」で第十三回三田文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のり
14
ちょっと漫画の挿絵もあったり、フリガナもふってあったり、こどもに優しい?短編ホラー小説。理不尽な話(この手の怪談はそうだよね)子供向けにしては怖い話も多い。中学生くらいが読む本かな。2017/11/01
花々
10
子供だましのワーワー、キャーキャー話と思いきやなかなか面白く読み込めました。テンポよく展開するので、ページがぐんぐんと進みます。ページを捲った先に、怖い顔がどん!と出てきたりするので編集の人分かってるな~とにんまり。 最後は、めでたしな終わり方でうまく纏まっており、すっきりとした読後感です。2018/05/29
あねさ~act3 今年1年間は積読本を無くす努力をしたいなぁ。←多分無理🤣
8
そこそこ怖面白かった👍️ 児童図書なのでスルスル読めた。2020/12/20
梨愛
4
コミックから始まりコミックで終わるある町の不思議シリーズ。今回の舞台は百壁町。基本都市伝説的な噂話とかおまじないとか子供目線のもの。小中学生がターゲットなのかもしれないけど、大人も『こういうの、昔もあったよね』とか思いながら読める作品。出来上がったのに使われなかった旧校舎とか、謎の地蔵、『先生みたいなもの』など町自体に謎が隠されている感じの話。四辻の話のおじいちゃんが切ない。2019/05/28
dotkawahagi_bk@だいたいホラー小説しか読まない
2
町の随所に漢数字が彫られた石板がある百壁町。鳥居の横棒や、あるはずなのに無い集合住宅……。この町は普通の町より何かが足りない町だった。そして、他の町よりも良くない事が起こりやすい、奇妙な土地でもあった。 *** 児童向けのホラー短編集。百壁町という小さな町を舞台にして数々の恐怖体験が巻き起こる。児童向けのホラーにしては結構グロテスクで容赦なく怖い。上級生から中学生向けの様子。百壁町の秘密を探る高校の新聞部が大筋のストーリーラインだろうか。その新聞部が集めた話が2021/01/10