内容説明
クラシックの歴史と、名曲が誕生したときの時代背景を知るとあの曲が、より深く心に響きます。
目次
第1章 中世・ルネサンス(5世紀~16世紀)
第2章 バロック(17世紀~1750年頃)
第3章 古典派(1750~1820年頃)
第4章 ロマン派(1820~1850年頃)
第5章 民族主義(1850~1883年頃)
第6章 世紀末~第1次大戦(1883~1918年頃)
第7章 両大戦間(1919~1944年頃)
第8章 現代音楽と演奏家(1945年以降)
著者等紹介
西村理[ニシムラオサム]
東京都生まれ。国立音楽大学卒業。ロームミュージックファンデーション奨学生として東京藝術大学大学院博士後期課程およびウィーン国立音楽大学博士課程で学ぶ。博士(音楽学)。現在、大阪音楽大学助教。主たる研究領域は19世紀末から20世紀前半までのドイツ語圏の音楽文化(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fumikaze
4
私は音楽の知識が無いが、たまにこういうのを読むと面白い。
ミロリ
3
音楽の世界は奥深い。早い段階で電子音楽があったことに驚き。「テルミン」という楽器はとても不思議。2020/02/28
しおり
0
試験のために読んだ本。よく解りやすくまとめられている。一回読んだだけでは頭に入らないからまた読まなくては。2016/12/28
しんせんなとまと
0
ページの下段に関連書籍・CDが載っていて、より知識が深められそう 1ヶ月以上前に中世〜古典派あたりまで読んだ ロマン派以降からラストまでさらっと読めた(気分や知識の偏りかもしれない…) 付録CDにも各曲簡単な解説が書いてある その他、オケ紹介・オケ配置・ピアニストやヴァイリオリニスト系譜なども クラシック初心者の私には他に色々読んで、足りない部分はこちらで補えた感じ2013/08/15
ヤマモト譲二
0
基本、というだけあってマニア向けというよりにわかマニア向けに書かれた本。ロマン派のところは詳しく書いてあって(たとえばブラームスとワーグナーの対立や、それに対して政治や社会がどう巻き込まれたか、など)そこの部分を知っただけでも別の観点でクラシックを楽しめるようになっている。2011/11/26