内容説明
1980年代のアメリカに興った「パフォーマンス研究」が、文化をめぐる「批判的実践」としてどのように成立し機能しているかを、演劇、コミュニケーション、教育、文化人類学、博物館学などのキーワードを手掛かりに紹介。「批判的カルチュラル・スタディーズ」の可能性と意義を考察する。
目次
批判理論とパフォーマンス研究
第1部 パフォーマンス研究の系譜(パフォーマンス;文化的パフォーマンス;演劇と文化人類学;エスノグラフィー)
第2部 現代社会とパフォーマンス研究(身体;ミュージアムと展示;ジェンダー;ロール・プレイング)
著者等紹介
高橋雄一郎[タカハシユウイチロウ]
米国ニューヨーク大学大学院パフォーマンス研究科修士課程。獨協大学外国語学部交流文化学科教授。専門分野はパフォーマンス研究
鈴木健[スズキタケシ]
米国ノースウエスタン大学大学院コミュニケーション学研究科博士後期課程(Ph.D.(コミュニケーション学))。明治大学情報コミュニケーション学部准教授。専門分野は説得コミュニケーション論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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