社会学ベーシックス
近代家族とジェンダー

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  • サイズ B6判/ページ数 260p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784790714491
  • NDC分類 361.63
  • Cコード C1336

内容説明

親密性のゆらぎ―多様化する“生”と“性”。

目次

近代家族のゆくえ(近代社会と“子ども”―P.アリエス『“子供”の誕生』(1960)
産業革命と家族―A.オークレー『主婦の誕生』(1974) ほか)
ファミニズムの衝撃(他者性からの回復―S.ボーヴォワール『第二の性』(1949)
女らしさの神話―B.フリーダン『新しい女性の創造』(1963) ほか)
ジェンダーという視座(文化と性別―M.ミード『男性と女性』(1949)
ジェンダー―J.マネー/P.タッカー『性の署名』(1975) ほか)
暴力・抑圧・抵抗(性暴力の構図―S.ブラウンミラー『レイプ・踏みにじられた意思』(1975)
セクシュアル・ハラスメント―C.A.マッキノン『セクシャル・ハラスメント・オブ・ワーキング・ウィメン』(1979) ほか)

著者等紹介

井上俊[イノウエシュン]
大阪大学名誉教授

伊藤公雄[イトウキミオ]
京都大学大学院文学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Mealla0v0

3
田崎英明「家族と統治」の項目は、ジャック・ドンズロ『家族のポリス』を解説するものだが、フーコーの統治性論や、ドゥルーズ=ガタリを踏まえて為されており、本書の邦訳での理解を刷新するような論となっている。本書は家族問題についての本ではなく、家族が問題化されることを系譜学的に解き明かした仕事であるという評価は、まったく正しい。この項目以外にも、家族社会学の基本文献のレヴューが収められており、非常に便利な一冊となっている。2021/02/19

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