内容説明
「タテマエ」は問題解決に役立たない。「ダメ上司」「できない部下」はチャンス。
目次
第1部 庁内編(上司との付き合い方;同僚との付き合い方;部下との付き合い方;付き合いの広げ方・保ち方)
第2部 渉外編(他の自治体職員等との付き合い方;業者・マスコミとの付き合い方;市民・地域との付き合い方;議員との付き合い方)
第3部 自己啓発編(業務外での庁内外の職員との付き合い方;研究者・学会・出版社等との付き合い方;異業種・ネットでの付き合い方)
著者等紹介
堤直規[ツツミナオタダ]
東京都小金井市企画財政部行政経営担当課長。キャリアコンサルタント(国家資格)。東京学芸大学教育学部卒業、同大学院社会教育学専攻修了。東京学芸大学教育実践総合センター(当時)の技術補佐員(教育工学)を経て、2001年に小金井市役所に入所。行政管理課情報システム係、保険年金課、企画政策課、納税課を経て、2016年4月から現職。東京都市町村職員研修所「政策プレゼンテーション」研修内部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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よしよしニャンコ
9
第一部の「庁内編」が非常に参考になった。人付き合いの大切さは、公務員に限らないよね。太古の十七条憲法にすら「人の和を貴びなさい」とあるのだから。これまで、タテマエ論や幻想に囚われていた自分に気づいた。腹黒くあれということではなく、人や組織の少し深い場所にある本音と現実をベースに考えたら、必ずしも有能な(だけの)人が評価されるわけではないということがわかる。上司になったら、明るさを大事にしよう。あと、もう少し若手に興味を持とう。2021/11/21
いちこ
1
最も上司にしたくない人物が上司になってしまったときに読んだ本。上司にもいろんなタイプがいて、サバイブするためには付き合い方を変化させていくことが必要。そんなときに参考になる一冊。また、地域のスペシャリストとして生きていくために必要な人付き合いにも言及されている。これを読んで、なるべく地域のボランティアを引き受けるようになり、仕事にも良い影響があった。行動を変えるキッカケをくれる一冊。2023/04/30
Yoshi
1
堤直規さんの2冊目。色々と工夫して人脈を広げていく過程が興味深く、色々考えさせられた。組織で働くことと人付き合いの関係について示唆の多かった一冊。2019/08/31
睡眠学習
1
「外部との付き合いを大事にしよう」くらいならまだいいんだけど、ブログを書いてみようとか書いてある。 この本の作者くらい有名になってしまえばそれもありなんだろうけど、普通の公務員がやるとただのハイリスクノーリターンだよな2019/05/17
okiyo2626
0
改めて「人付き合い」の大切さを感じた。しかし、私は公務員だからと言うことではなく、その部分が自分の生き方で重要だと思っているから、この本に書かれてあることについて、何となくイメージしながら読むことができた。この事を職場でどうやって広めていくのかが私の今後の課題であり。2020/06/23