2ちゃん化する世界―匿名掲示板文化と社会運動

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  • サイズ 46判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788517981
  • NDC分類 309.02
  • Cコード C0036

出版社内容情報

日本発の匿名掲示板文化は世界をどう変えたのか? 2ちゃんねると社会運動の歴史的経緯、匿名掲示板のグローバル化と陰謀論の隆盛から、日本のみならずアメリカや香港の政治・社会問題やデモへのつながりまで。気鋭の論者らがその功罪を問う。



Qアノン、陰謀論、ネット右翼、レイシズム、日本の宗教団体、デモ活動など、いまこそ考えるべきトピックを網羅。



・目次



まえがき 石井大智



第1章 フリーチベット運動とネトウヨの誕生

――2ちゃんねるの政治化の分水嶺 安田峰俊+藤倉善郎+清義明+石井大智



第2章 海賊たちのユートピア

――西村博之と匿名掲示板のカリフォルニアン・イデオロギー 清義明



第3章 「日本解放第二期工作要綱」を解剖する

――2ちゃんねるが育んだ陰謀論 安田峰俊



第4章 Jアノンと路上デモ

――日本の宗教団体とQアノン的陰謀論の歪みと交錯 藤倉善郎





第5章 LIHKGとは何か――匿名掲示板と香港デモ 石井大智





装幀=コバヤシタケシ

内容説明

日本発の匿名掲示板文化は世界をどう変えたか?日本のみならずアメリカや香港をはじめ世界中に浸透する匿名掲示板。陰謀論の隆盛、政治・社会問題や大規模デモとのつながりまで、2ちゃんねるとさまざまな社会運動の影響関係を追い、その功罪を問う。

目次

第1章 フリーチベット運動とネトウヨの誕生―2ちゃんねるの政治化の分水嶺
第2章 海賊たちのユートピア―西村博之と匿名掲示板のカリフォルニアン・イデオロギー
第3章 「日本解放第二期工作要鋼」を解剖する―2ちゃんねるが育んだ陰謀論
第4章 Jアノンと路上デモ―日本の宗教団体とQアノン的陰謀論の歪みと交錯
第5章 LIHKGとは何か―匿名掲示板と香港デモ

著者等紹介

石井大智[イシイダイチ]
1996年生まれ。フリーライター。香港中文大学大学院中退。日経ビジネス記者を経てウェブメディア編集者に

清義明[セイヨシアキ]
1967年生まれ。ジャーナリスト。著書に『サッカーと愛国』(イースト・プレス、ミズノスポーツライター賞優秀賞、サッカー本大賞優秀作品受賞)。株式会社オン・ザ・コーナー代表取締役

安田峰俊[ヤスダミネトシ]
1982年生まれ。ルポライター。著書に『八九六四』(KADOKAWA、城山三郎賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞)など。立命館大学人文科学研究所客員協力研究員

藤倉善郎[フジクラヨシロウ]
1974年生まれ。ジャーナリスト。「やや日刊カルト新聞」代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

宇宙猫

16
★ 1章フリーチベット運動とネトウヨの誕生は、2ちゃんねるの運営のごたつきや右翼グループとの関係が分かって面白かった。2章は引用を繋げて博之を貶めるのに必死な感じでうんざり。ひろゆきを指示したい訳じゃないけど。後の陰謀論やQアノンも面白くなく飛ばし読み。 2ちゃんねるが人気だったのは情報が充実していたからで、衰退は掲示板というシステムの衰退に連動していたと思う。そういうところを無視しているのも結論ありきに感じる。2023/10/21

garth

9
Ripoff Reportのことは知らなかったので勉強になった。あとはフリーチベット。フリーチベットではじめてネトウヨを見た左寄りの人たちが「これなら勝てる」と思ったという話が爆笑。2023/05/03

チェアー

4
ネットは、人の自由を拡大すると同時に、人間の弱いところ、悪いところを拡大する役目も果たしている。あるべき姿を追求するのではなく、今の人間の醜さを暴露する場になっている。だから、ネットを使う人はそれら(人間をおとしめる)と同じ土俵に立たないことが必要だ。違う価値観、違う土俵、人間のあるべき理想を掲げてネットに臨む決意がいる。本当はネットというツールを普及させる前にルールを作るべきだったが、もう遅い。ルールなきまま魔法の道具を人間は手にしてしまった。不便さに戻る勇気が必要だ。 2023/05/15

4
玉石混淆である。同時にやはりこう、こういう本を書く方たちは「なぜ彼らは彼女らはそうなったのか」をあまり書いてはくれませんね。そういうところがまあ、どうしょうもない差といえばそうなんだけれども……。2023/05/03

blacknend515

0
特筆すべき点も見当たらないが多少の暇つぶしにはなった 清義明氏のレポートは興味深く、鋭い指摘がある 全てログに記録してあり本来は歴史修正的な動きにならないはずだ 後半はあれこれこじつけすぎて飛躍しすぎな感じもしたが 特にそのような本でもないが、教養として身に着ける必要性はないと思うし、読んでもピンと来ない一般的ではない内容で、図書館が購入する意図がわからない 読んでいると全てが予め計画された組織的な動きだと誤解されそうだが 結局は個々が内包したものが蟲毒的なカラクリに取り込まれて増幅しているのだろう2023/11/08

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