「認知科学のススメ」シリーズ<br> ことばの育ちの認知科学

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「認知科学のススメ」シリーズ
ことばの育ちの認知科学

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  • サイズ 46判/ページ数 99p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788517202
  • NDC分類 376.158
  • Cコード C1011

内容説明

生まれて数年で語りだすヒトの能力。声の質も話し方も千変万化の話し声の中から、子どもはどのようにして「言語の音」と「それ以外」を区別し、豊かなコミュニケーションを築いてゆくのか。言葉と音、気持ちや意味をめぐる謎を問い、認知科学の面白さを味わう入門書。

目次

1章 乳児向け発話の効用(小さな子どもに対する特徴的な話し方;子どもも好きな乳児向け発話(IDS) ほか)
2章 ピッチの上げ下げ―言語なのか、言語でないのか(言語による違い;中国語環境で育つ子どもの場合 ほか)
3章 “言語の音”のイメージ(もともとそういう“音”なのか、経験から作られるのか;誰もが同じ“音”から思い浮かべる共通のイメージ? ほか)
4章 話し手の気持ちを読み取る(言葉と話し方と気持ち;「口調か言語内容か」を調べる ほか)

著者等紹介

針生悦子[ハリュウエツコ]
東京大学大学院教育学研究科教授。1988年お茶の水女子大学文教育学部卒、1995年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。青山学院大学文学部専任講師、助教授、東京大学大学院教育学研究科准教授をへて2015年より現職。専門は、発達心理学、認知科学。言語とコミュニケーションとその周辺についての発達研究に従事。日本教育心理学会城戸奨励賞(1992年)、日本心理学会研究奨励賞(2000年)、日本心理学会優秀論文賞(2016年)、日本認知科学会論文賞(2017年)など受賞

内村直之[ウチムラナオユキ]
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。12年から17年まで慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Natsuko

12
本著は認知科学(心理学、進化学、情報科学、言語学、脳科学、身体運動科学など広い分野を横断する学問)シリーズの一冊。子供が声質の違いや話し方の変化に惑わされず言語の音を聞き取り、単語と現実を理解する経緯の検証。知的障害をもつ方の言葉の習得や育ちの理解に役立つかもしれないと思い借りてみたが、それはまた別の、さらに深い話のようだ。ひとつ興味深かったのはある水準に達した幼児は「口調より言語内容」で理解するらしい。日々の仕事では、伝えたい内容を言葉以上に口調や表情で表現することが大事と思われ、違いになるほど。2021/08/14

Go Extreme

3
乳児向け発話の効用: 小さな子どもに対する特徴的な話し方 子どもも好きな乳児向け発話(IDS) 乳児向け発話は“言語の音”を破壊しているのか 子どもの言語学習への影響 育児語はどこから来たのか 親の育児語使用と子どもの言語発達 ピッチの上げ下げ―言語なのか,言語でないのか: 言語による違い “言語の音”はどのようにしてわかるのか “言語の音”のイメージ: 日本語オノマトペのルール 話し手の気持ちを読み取る: 言葉と話し方と気持ち 幼児は口調より言語内容 口調から感情を読み取るのは難しい 注意の切り替え2021/11/08

kusomatsu

0
幼児の言語の獲得に関する本。四つのトピック。 乳児向け発話の効用:赤ちゃん言葉で話しかけることは、少なくとも言葉の獲得を阻害するわけではない。 ピッチの話:日本語のピッチアクセントは、実はなくてもなんとかなるレベル。 オノマトペの話:清音、濁音のイメージは日本語固有だった。 口調の話:発言者の本当の気持ちを口調から読み取るのは小さな子供には難しい。 最初のトピックに関して、安心してたくさん話しかければよいということがわかったのが一番の収穫だった。2023/06/24

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