内容説明
授業の実践記録、授業参観でのフィールドノーツ、参観記録とそれらを共有する多層的な省察に支えられた、従来の実践を変える新しい授業研究のすすめ。基本となる理論と、授業の見方から、記録の書き方、授業研究会の組織・運営・内容まで、その実際と勘所を懇切に解説。小中高の実践記録・参観記録の事例付。
目次
1 授業研究とは何か?(授業研究の誕生と成長―実践と理論の間で;教師を育てる―専門職として成長するために ほか)
2 授業を見て記録する(授業の見方―一つの型はない;視点の自覚―スコープ・フォーカス・レンズ・スタンス ほか)
3 授業研究会を組織する(発想と調整―コーディネーターとしての想いと動き;企画―「まな板の鯉」からの卒業 ほか)
4 授業研究の実際(小学校編「鯖江のめがね産業は、何に力を入れていくと発展していくか」;中学校編「感じたことを英語で表現しよう―写真家・星野道夫の世界より」 ほか)