内容説明
現代の恋愛と結婚を問う!少子化が続く平成時代。男女の恋愛・結婚事情は変化したのか。1万2000人のビッグデータから、その多様性と不平等を実証的に解明する。日本における初めての大規模恋愛レポート。
目次
第1部 恋愛(若者の恋愛―だれが草食化したのか;少女雑誌における恋愛―少女雑誌は男女の友愛・恋愛をどのように扱ってきたのか;ロマンティックラブ・イデオロギーとロマンティックマリッジ・イデオロギー―変容と誕生;キャバクラ嬢の恋愛―疑いつつ信じる、夢から醒めつつ夢を見る;恋愛から結婚―恋愛は結婚へのパスポートか)
第2部 結婚と家族(婚活―婚活と出会いをめぐって;結婚と教育―学歴別にみた女性の結婚チャンスと幸福感;結婚と信頼―未婚化は不信社会をもたらすか;結婚と再婚―再婚という生き方がしめす家族の未来;出産―子どもを持つことについての格差;親子関係―縁が切れることで、かえって家族の絆は強まるのか;家族と自由―交際・結婚・出産育児の社会経済的不平等;ライフコース―私たちの人生は多様化したのか)
著者等紹介
小林盾[コバヤシジュン]
成蹊大学文学部教授、成蹊大学社会調査研究所所長。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。専門:社会階層論、家族、文化
川端健嗣[カワバタケンジ]
成蹊大学調査・実習指導助手。東京大学大学院人文社会系研究科単位取得退学。専門:社会階層論、家族社会学、理論社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件