内容説明
生活の現場の丹念な観察から生まれた、新しい生涯発達心理学のテキスト。乳児期から高齢期まで、人生の各時期に焦点をあてて発達の姿を描きつつ、重要な心理学の知見をわかりやすく解説。公認心理師をめざす人にも好適。
目次
1 乳児期(身体から始まる世界の探索;社会情緒的発達の基盤)
2 幼児期(ことばを獲得する道筋;遊びが広げる幼児の世界;事物と心に関する幼児の理解)
3 学童期(自律的な学習への転換;学級や授業への参加にみる社会的変化;「私」として生きる)
4 青年期(青年と教育環境の適合;性の発達と関係性における暴力;問題行動と向き合う)
5 成人期(働くこと・育てること;多様な関係性のなかで役割を果たす;超高齢社会において高齢期を生きる;発達科学の未来に向けて)
著者等紹介
外山紀子[トヤマノリコ]
早稲田大学人間科学学術院教授。博士(学術)。専門は、認知発達心理学
安藤智子[アンドウサトコ]
筑波大学大学院人間総合科学研究科教授。博士(人文科学)。専門は、発達臨床心理学
本山方子[モトヤママサコ]
白梅学園大学子ども学部教授。博士(子ども学)。専門は、教育心理学、学習論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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