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音楽化社会の現在―統計データで読むポピュラー音楽

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  • サイズ A5判/ページ数 202p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788516212
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C1036

内容説明

若者はほんとうに音楽を聴かなくなったのか?統計データを多面的に読み解くと、音楽環境の変化の意外な実相が明らかになる。現代は音楽が生活のあらゆる面に浸透した「音楽化社会」であり、音楽は今なお若者に、そして多くの人々に人気があるのだ。

目次

第1部 基礎編(Culture:現代文化のなかの音楽;Life:現代人の音楽への接し方;Taste:現代人の音楽の好み)
第2部 応用編(Gender:アーティストとファンの男女差;Communication:音楽を介した友人関係;Identity:世代とアイデンティティ;Media:音質へのこだわりとその行方;Consumption:音楽聴取の雑食性;Locality:若者の音楽聴取スタイルの地域差)

著者等紹介

南田勝也[ミナミダカツヤ]
関西大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。博士(社会学)。専門:音楽社会学。武蔵大学教授

木島由晶[キジマヨシマサ]
大阪大学大学院人間科学研究科博士後期課程修了。博士(人間科学)。専門:文化社会学、メディア文化論。桃山学院大学社会学部准教授

永井純一[ナガイジュンイチ]
関西大学大学院社会学研究科博士課程後期課程修了。博士(社会学)。専門:文化社会学。神戸山手大学現代社会学部准教授

小川博司[オガワヒロシ]
東京大学大学院社会学研究科修士課程修了。専門:メディア文化研究、音楽社会学。関西大学社会学部教授

溝尻真也[ミゾジリシンヤ]
東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。専門:メディア研究。目白大学メディア学部専任講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

1959のコールマン

41
☆5。基本的に日本の音楽シーン(ただし音楽の作り手ではなく受け手)を中心とした分析。この手の本の悪い面として学者然とした、読み手を無視した文章がズラズラ並ぶものだが、この本はこれ以上無いと言えるほど読みやすい。もちろん統計データは細かいのでその分文章も細かくなってはいるが、根気よく読んでいけば現在の日本の音楽受容状況がよく分かる仕組みになっている。こうなると、出来れば海外との比較もして欲しかったが、それは望みすぎというものだろう。私としては意外だったのは「音楽って人気あるものだな」というところ。→2019/11/11

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