「認知科学のススメ」シリーズ<br> 選択と誘導の認知科学

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「認知科学のススメ」シリーズ
選択と誘導の認知科学

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  • サイズ 46判/ページ数 186p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788516182
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1011

内容説明

その選択をした理由…アナタははっきり言えますか?洗剤の銘柄選びから、政治的立場の決定まで人の選択を導く情報処理メカニズムを解明し、選択を誘導する方法やその未来まで見通す展望の入門書。

目次

1章 物理的環境と選択の関係を考える―選択に働きかける1
2章 デフォルトの効果―選択に働きかける2
3章 選択肢を分割する効果―選択に働きかける3
4章 よい働きかけとはどういうものか―選択に働きかける4
5章 「理由」は選択を正しくあらわしているか―選択を説明する1
6章 「差別していない」は本音か言い訳か―選択を説明する2
7章 無理に理由を考えるとどうなるか―選択を説明する3

著者等紹介

山田歩[ヤマダアユミ]
滋賀県立大学人間文化学部生活デザイン学科助教。2000年早稲田大学教育学部卒業、02年大阪大学大学院人間科学研究科博士前期課程修了、04年学習院大学大学院人文科学研究科博士後期課程退学、04年学習院大学文学部助手、12年東京大学大学院情報学環特任助教、13年博士(心理学)取得、13年帝塚山大学経営学部講師を経て14年より現職。専門は実験社会心理学、行動経済学、行動デザイン、コミュニケーションデザイン。「人を動かす」をテーマに、選択行動の認知メカニズムを解き明かす実証研究から、実際に生活者に働きかけて動かすコミュニケーションデザインまで取り組んでいる。平成23年度日本心理学会優秀論文賞、行動経済学会第8回大会奨励賞、第2回石州和紙デザインコンペ中国経済産業局長賞、第31回全日本DM大賞金賞グランプリなどを受賞

内村直之[ウチムラナオユキ]
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。12年から17年まで慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導している

植田一博[ウエダカズヒロ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。当初経済学部に入学しますが、その後理系に転じ、1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)取得。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教授、准教授を経て2010年情報学環教授、2015年総合文化研究科教授。創造性研究、熟達化研究、日本伝統芸能の技の分析、行動経済学、アニマシー知覚研究、錯覚研究などに従事している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

りょうみや

24
自分の意志で決めたと思ってもそれは大体は後付の理由で事前に無意識的に環境や他者の影響を受けていたという例が豊富でわかりやすい。この認知科学のススメシリーズは初だが他のも読んでみたくなった。2022/09/01

Tui

23
ステレオタイプと、価値観とのギャップについての章を読み、どきっとする。理由を考えることが好き嫌いを左右する、という章を読み、はっとする。正しい判断というものがいかに疑わしく不安定であるかを思い知らされる。自分がいかに思い込みが強く、誘導されやすい人間であるか気づかされる。偏見のない、平等な気概の持ち主であるといった呑気な自己イメージをぶち壊される。いやもうただひたすらに恐ろしく素晴らしい本だ。2019/11/12

テツ

15
日々の生活の些細な選択から人生を左右するような大きな選択まで、人は自らの自由意志で選んだ(選べる)ように感じているが、そもそもその意志には様々なバイアスがかかっており、知らぬ間に自分自身とは関係のない影響を受けているのだという、改めて言われてみれば、まあそうだよなあというお話。こうした認知科学的な視点を知識としてもっていることで、自らの「合理的だと確信している」選択についても、これも何かしらの影響を受けているんだろうなと客観視することができる。自らの意思を疑える余裕って大切だよなきっと。2022/09/26

めん

7
面白い。/行動経済学について、仕事上で考えたこともなかった。が、健康づくり部門に異動になった2018年からNudgeに度々出会う。健康無関心層への働きかけが主題の一つであり、「より良い選択や決定を促したり〜」の方法を模索している。が、多様な考え方があるため、「より良い」が私の独り善がりではないかは考えながらだ。その上「決定に先回りして、特定の選択肢が選ばれるように誘導する働きかけは、個人や社会に思わぬ副作用をもたらす可能性がある」とある。肝に銘じていたい。/ただ、今はどうしても感染症対策が優先…。Yりん本2020/07/30

きむロワイヤル

7
題名に惹かれて借りたが、認知科学の論文を整理して並べた感じの本だった。初めてこの手の本を読むのであれば良いかと思うが、似たような本を何冊か読んでいると、あーこの話読んだわという感じになってしまう。それはこの本のせいでは無いのですが仕方ない。2019/07/08

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