出版社内容情報
発達学とは、発達心理学や老年学をこえ、生涯の変化を進化学の原則にのっとって理解しようとする新しい学である。人の成長と発達に関する多くの研究成果から自己理解や進路選択に役立つトピックを厳選、若い人々に向けてやさしくかつ体系的に語る。
秋山 道彦[アキヤマ ミチヒコ]
著・文・その他
内容説明
受精卵から知能・愛情の発達、配偶者選択、死の過程まで―生涯の変化を「生命の進化」の枠組みで捉えなおすことが、自己理解と自分さがしの手助けになる。ギリシャ哲学にさかのぼる発達学の歴史をたどりながら、人の成長と発達をめぐる研究成果のエッセンスを若い人々に向けてやさしく語る。
目次
第1章 成長と発達についての知識はどのように変化してきたか
第2章 現在の発達学の主要な仮説
第3章 受精卵の成長と発達
第4章 赤ちゃんの成長と発達
第5章 知能の発達学
第6章 愛情の発達学
第7章 配偶者選択と職業生活の発達学
第8章 老化と死の発達学
第9章 これまでの学びをまとめる
著者等紹介
秋山道彦[アキヤマミチヒコ]
1943年鎌倉生まれ。鎌倉市立御成小・中学校卒業。1961年神奈川県立湘南高校卒業。東京大学教育学部教育心理学科卒業。同大学院博士課程単位取得満期修了。1972年イリノイ大学に留学、1977年イリノイ大学心理学部卒業。哲学博士(Ph.D)。イリノイ大学講師、オクラホマ大学助教授、ミシガン大学客員準教授、ミシガン大学ディアボン校教授をへて、2008年退官。現在はミシガン大学ディアボン校心理学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。