内容説明
質的研究の中核をなすデータ分析で、もう迷わない!トランスクリプションやフィールドノーツをどのように作成するか、コーディング、比較分析はどのように行うか、ナラティヴやライフヒストリー研究の要点は何か、分析用ソフトウェアはどのように活用すべきか。データの膨大さや作業の緻密さにめげることなく、説得力があり、意義深い質的研究を行うための基本方略がここに!
目次
1章 質的研究の特質
2章 データの準備
3章 書く
4章 主題コーディングとカテゴリー化
5章 伝記、ナラティヴ、言説的要素の分析
6章 比較分析
7章 分析の質と倫理
8章 コンピュータを用いた質的データ分析を始める
9章 ソフトウェアを用いた検索やその他の分析手法
10章 すべてを総合すると
著者等紹介
ギブズ,グラハム・R.[ギブズ,グラハムR.] [Gibbs,Graham R.]
コンピュータ支援学習と社会科学におけるコンピュータの使用を専門とし、英国のハダースフィールド大学で教鞭をとるほか、質的データ分析法の学習を支援するためのREQUALLO(再利用可能な質的学習オブジェクト)ディレクター、Forum:Qualitative Social Research誌の編集委員などを務めている
砂上史子[スナガミフミコ]
千葉大学教育学部准教授
一柳智紀[イチヤナギトモノリ]
新潟大学大学院准教授
一柳梢[イチヤナギコズエ]
東京大学大学院教育学研究科修士課程修了後、2011年まで公立高校に勤務(英語)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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