ワードマップ<br> 現代現象学―経験から始める哲学入門

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現代現象学―経験から始める哲学入門

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  • サイズ B6判/ページ数 328p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788515321
  • NDC分類 116.7
  • Cコード C1010

内容説明

現象学は事象の記述のみに満足するものではない。“いまここ”の経験にとどまりながら、真理・存在・価値・芸術・社会・人生をめぐる問いに答えを出す。現代哲学の最前線に立つ現象学の手法を実演する新スタンダードテキスト。

目次

第1部 基本編(現代現象学とは何か;経験の分類;経験の志向性と一人称性)
第2部 応用編(志向性;存在;価値;芸術;社会 ほか)

著者等紹介

植村玄輝[ウエムラゲンキ]
1980年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科哲学倫理学専攻単位取得退学。博士(哲学)。現在は岡山大学大学院社会科学研究科講師。専門は初期現象学

八重樫徹[ヤエガシトオル]
1982年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。現在は東京大学大学総合教育研究センター特任研究員。専門は初期現象学、現代倫理学、感情の哲学

吉川孝[ヨシカワタカシ]
1974年生まれ。慶應義塾大学大学院文学研究科後期博士課程修了。博士(哲学)。現在は高知県立大学文化学部准教授。専門は現象学、現代倫理学

富山豊[トミヤマユタカ]
1981年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。現在は東京大学大学院人文社会系研究科助教、慶應義塾大学非常勤講師、横浜女子短期大学非常勤講師。専門はフッサール現象学

森功次[モリノリヒデ]
1981年生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科修了。博士(文学)。現在は東京大学教務補佐員、山形大学学術研究員。専門は美学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Ex libris 毒餃子

9
もし、あなたが現象学を学ぶとしたらこの本からすることをお勧めする。現象学とは何ぞや、から始まり、各哲学的課題に現象学的アプローチでどのように挑めるか、まで網羅し、充分な脚注まで記述してある。この次に更なる解説書や原典に挑むべきでろう。2018/01/26

quolc

9
相互に関連した多様なトピックを通じて現象学的なアプローチのエッセンスを知ることができる良書でした。類書と異なり現象学的還元やノエマ・ノエシスといった現象学特有の概念の解説はできるだけ避けられている一方、リファレンスは古典的文献からごく最近の論文まで豊富で、軽薄さは全くありません。2017/12/09

サンセット

9
『反哲学入門』で西洋哲学を批判した木田元の専門は現象学。違いは何かと思ってたけど、論理的推論の前に経験的事実を重視する考察には納得しながら読めた。5章の存在、6章の価値、9章の人生の内容には感動すらした。たとえ人間の認知能力が不完全で、価値に物理的裏付けが無くても、何かを知覚で感じたり、価値を見出す経験があること自体は自分も疑わない。国内外の、特に2010年以降の文献も豊富に引用されていて、題名に偽りなし。戦後の廃墟に立つ若き日の、あるいは「哲学は役に立たない」と言い続け亡くなった木田元に本書を捧げたい。2017/11/05

まあい

8
これは良書。経験の探求によって世界を解明すること、としての現象学を概説したのち、存在論や倫理学、美学、他者論などで現象学からどのような議論が提起されているかを紹介する。脚注に重要な文献情報を盛り込んでおり、非常に使い勝手も良い。近年の現象学の動向を学ぶうえで最良の一冊だろう。2017/09/05

みき

7
現象学とは、経験の探求であり、経験とは私たちの現実へアクセスする通路、「真理」を確かめる場面である。自己の同一性や世界の連続性を支えるシステムが意識なら、経験はその意識の結果みたいなものかな。真理への探求を、まずはそれとしてあるらしいものから、ひとつひとつ誠実に意識的に浮き彫りにして行く学問だと考えた。崇高な感じでとっつきにくいものより、この慎ましさや誠実だという探求に対する姿勢は、すごく楽しそうだし好き。2018/09/03

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