出版社内容情報
アラン・M・スレーター[アラン エム スレーター]
ポール・C・クイン[ポール シー クイン]
加藤 弘通[カトウ ヒロミチ]
川田 学[カワタ マナブ]
伊藤 崇[イトウ タカシ]
内容説明
発達心理学の形成に貢献し、今も論文やテキストに引用され続けている重要研究は、どのように登場し、批判され、乗り越えられようとしているのか。私たちの認識を、どのように深め、広げたのか。誰もが立ち戻って学ぶべき鍵となる研究を精選、その分野の第一人者が現在の理論的・実証的な見地から解説した新感覚の発達心理学・再入門。
目次
アタッチメントと早期の社会的剥奪―ハーロウのサルの研究再訪
条件づけられた情動反応―ワトソンとレイナーの「アルバート坊や実験」を越えて
崖っぷちの乳児―視覚的断崖を超えて
ピアジェ再訪―子どもの問題解決能力の研究からの一展望
乳児期における模倣―メルツォフとムーア(1977)の研究再訪
乳児期における対象の永続性―ベイラージョンの跳ね橋実験再訪
子どもの目撃記憶と被暗示性―セシとブルックのレビュー(1993)再訪
IQはどれほど上げることができるのか?―ジェンセン(1969)の問いと答えへの最新の展望
読みとつづり―ブラッドリーとブライアントの研究再訪
心の理論と自閉症―バロン=コーエンたちのサリーとアン課題を超えて
道徳性の発達―コールバーグの段階再訪
攻撃性―バンデューラのボボ人形研究を超えて
言語発達―エイマスたちによる/ba/と/pa/の弁別研究再訪
子どもにおけるレジリエンス―ラターの名著とその後の発展
著者等紹介
加藤弘通[カトウヒロミチ]
中央大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(心理学)。現在、北海道大学大学院教育学研究院准教授。主要な研究領域は、思春期の発達と問題
川田学[カワタマナブ]
東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得退学。博士(心理学)。現在、北海道大学大学院教育学研究院准教授。主要な研究領域は、発達心理学、保育・幼児教育
伊藤崇[イトウタカシ]
筑波大学大学院心理学研究科単位取得後退学。博士(心理学)。現在、北海道大学大学院教育学研究院准教授。主要な研究領域は、発達心理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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