悲愛―あの日のあなたへ手紙をつづる

個数:
  • ポイントキャンペーン

悲愛―あの日のあなたへ手紙をつづる

  • 金菱 清【編】
  • 価格 ¥2,200(本体¥2,000)
  • 新曜社(2017/03発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 40pt
  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月27日 12時14分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 240p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788515154
  • NDC分類 914.6
  • Cコード C1036

出版社内容情報

◆亡き人との魂の対話
 昨年出版致しました『呼び覚まされる霊性の震災学』に続き、亡き人に宛てた珠玉の手紙集をお届けします。3・11のあの日、さよならもいわずに去ってしまったかけがえのない人、流されてしまった家、動物たち、もはや戻れない故郷。震災から6年を前に、何人もの被災者が愛すべき人、失ったものたちへの痛切な想いを手紙に綴ってくれました。亡くなった人たちは目に見えず呼びかけても無言ですが、すぐにそばにいることは、理屈を超えて確かな実感としてあるのです。
 NHKで報道され反響を呼んだ風の電話(大槌町)、漂流ポスト(陸前高田市)に続き、沈黙をひらく死者との交流としてご注目ください。

悲愛 目次
はしがき 金菱清
愛梨お姉ちゃんへ 佐藤 珠莉
最愛の娘 愛梨へ 佐藤 美香
お父さん・篤姫へ 目黒 奈緒美
よしくんへ 佐藤 志保
天の父なる神様 大澤 史伸
届かぬ手紙 髙橋 匡美
じいじ・ばあばへ 千葉 颯丸
故郷、愛犬との別れ 福島 希
パパが帰ってこない 後藤 英子
六十五年間、海との係わり 須田 政治
故郷を想う 渡部 典一
もう二○歳になったよ 小畑 綾香
夢でしか会えない聖也へ 小原 武久
真衣への手紙 鈴木 典行
愛しのくう太・ぶり太・ルルへ 大野友花里・三浦 愛弓・大野 泰代
大好きなお父さんへ 磐田 紀江
津波で失われた「ものたち」へ 阿部 雄一
我が愛するふる里南津島へ 三瓶専次郎
ごめんね。ありがとう。 齋藤 美希
おじいちゃんが命をかけて守ってくれたもの 赤間 由佳
大好きな父へ 赤間ひろみ
お母さんの自慢の息子 寛へ 村上 智子
ずっと三人兄弟 村上 寛剛
故郷・歌津へ 千葉 拓
いっくへ 佐藤 梨恵
わたしのふるさと石巻へ 海野 貴子
お母さんへ 佐藤 信行
6年目のあなたへ 菅原 文子
天国の貴方へ 小山まつ子
荒浜現地再建への思い 貴田 喜一
おはよう、パパ 鈴木久美子
あとがき
作者紹介

内容説明

3・11亡き人への珠玉の手紙集。

目次

愛梨お姉ちゃんへ
最愛の娘 愛梨へ
お父さん・篤姫へ
よしくんへ
天の父なる神様
届かぬ手紙
じいじ・ばあばへ
故郷、愛犬との別れ
パパが帰ってこない
六十五年間、海との係わり〔ほか〕

著者等紹介

金菱清[カネビシキヨシ]
1975年大阪府生まれ。関西学院大学大学院社会学研究科博士後期課程単位取得退学。社会学博士。現在、東北学院大学教養学部地域構想学科教授。専攻、環境社会学・災害社会学。著書に『生きられた法の社会学―伊丹空港「不法占拠」はなぜ補償されたのか』(新曜社、2008年、第8回日本社会学会奨励賞著書の部)、『3・11慟哭の記録―71人が体感した大津波・原発・巨大地震』(編著)(新曜社、2012年、第9回出版梓会新聞社学芸文化賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

百太

33
震災で大切な人を亡くした方々が愛する人に向かって書いた手紙です。 たどたとせしく、その人にとって個人的なものなので、たどたどしてものが多いのですが。それ故に、痛々しく辛いです。大切な人に届いているといいいな。一番初めの手紙は、この間読んだ『ふたりのせかいりょこう 東日本大震災から6年ーー姉妹人形の奇跡 』の愛梨ちゃんへむけて妹のじゅりちゃんと母親の佐藤さんが書いています。 2018/03/09

イチ

10
被災された方の心情は被災された人しか推し量れない。ただ、”大切なあなた”を亡くした心情は理解できる。夢でもいいから会いたい。そっちで待っていて欲しい…。手紙から伝わる無念と大きな愛に涙する。どうか希望を持って欲しいと願う。己にも問いかける言葉としたい。2018/03/09

Nori

1
東日本大震災のあの日、どこでなにをしてどんな風になっていたか未だに鮮明に覚えている。そして、南三陸庁舎と大川小学校に行き涙したことを思い出しながら読んだ。ただただそれぞれの想いが心に響き胸を締め付けられながら読みました。2019/11/16

しゅんぺい(笑)

1
何度か泣いちゃった。わたしは、このひとたちの気持ちはずっとわからへんねんなぁ、と思ったり、このひとたちはどういうところで生きてきたんやろうとか、想像するとすごく辛くなる。2018/02/22

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/11613644
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。