内容説明
人は、どのようにして自己自身を知り、他者の心を読み取り、コミュニケーションを行うのか。30年余が経過し、第2世代に入った「心の理論」研究。保育・教育、自閉症理解、脳神経科学など多様な分野に展開する、その最前線の成果をわかりやすく解説。
目次
心の理論研究35年―第2世代の研究へ
チンパンジーの心の発達
まなざしの進化と発達
模倣の進化と発達
心の理論の脳神経機構
実行機能と心の理論
ワーキングメモリと心の理論
感情と心の理論
教示行為と心の理論
対人葛藤解決と心の理論
社会的評価と心の理論
ロールプレイと心の理論
心の理論の非定型発達
自己と「心の理論」の発達
心の理論を支える構造と物語―未来への展望
著者等紹介
子安増生[コヤスマスオ]
1950年生まれ。京都大学大学院教育学研究科教授
郷式徹[ゴウシキトオル]
1970年生まれ。龍谷大学文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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