支配的動物―ヒトの進化と環境

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支配的動物―ヒトの進化と環境

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  • サイズ A5判/ページ数 360,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788514607
  • NDC分類 469
  • Cコード C1040

出版社内容情報

人類と地球について考えよう!

先ごろ地球温暖化対策の国連会議COP21がパリで開催され、発展途上国を含むすべての国が協調して温室効果ガスの削減に取り組む「パリ協定」が採択されました。今やヒトは他の動物を圧倒して繁栄を極め、「支配的動物」となって地球に君臨しています。文化的にも大きく進化しましたが、一方で、膨大な人口の重みによって環境にかかる負荷が極端に大きなものになり、生物種の絶滅、自然資源の枯渇、環境汚染、オゾンホールの拡大、温室効果ガスの排出と地球温暖化など、人類そのものの危機をもたらしています。人類は、この深刻な状況にどう立ち向かい、どう乗り越えることができるのでしょうか? エーリックは世界的ベストセラーとなった『人口爆弾』(河出書房新社)、『絶滅のゆくえ』(小社)など、数々の著作で人口問題・環境問題について警鐘を鳴らしてきましたが、本書はこれまでの研究と思索の集大成ともいえる本です。

内容説明

人類は、他の動物を圧倒して「支配的動物」となり、地球に君臨してきた。しかし今、その繁栄が地球環境を悪化させ、文明崩壊の危機を招いている。食糧危機、生物種の絶滅、自然資源の枯渇、環境汚染、オゾンホールの拡大、温室効果ガスの排出と地球温暖化―遺伝的淘汰と文化的淘汰は、目の前の敵や急速な変化に対応するメカニズムを進化させてきた。だが、グローバル化した現代にあって、環境のゆっくりとした変化こそが、もっとも致命的な脅威となった。これらの危機を回避することは可能だろうか?科学技術の進歩と価値観の変革を頼みとすることはできるのだろうか?

目次

ダーウィンの遺産とメンデルのメカニズム
土手の雑踏
はるか昔
遺伝子と文化
文化的進化―お互いをどのように関係づけるか
知覚、進化、信念
人口の増減
文化的進化の歴史
生(と死)の循環
ヒトによる地球の支配と生態系
消費とそのコスト
新たな責務
地球の大気の変化
エネルギー―尽きかけているのか?
自然資本を救う
統治―予期せざる結果に対処する

著者等紹介

エーリック,ポール・R.[エーリック,ポールR.] [Ehrlich,Paul R.]
スタンフォード大学生物科学部教授。同大学保全生物学研究センター所長。生態学、保全生物学、進化生物学の研究者として、昆虫の個体群の動態、植物と草食動物の共進化、地球環境への人口の爆発的増加の影響といったテーマに取り組んできた。論文や解説は900篇あまり、著書も40冊以上を数える。クラフォード賞(1990年)やブループラネット賞(1999年)をはじめ、多数の賞を受賞している

エーリック,アン・H.[エーリック,アンH.] [Ehrlich,Anne H.]
スタンフォード大学生物科学部、名誉シニアリサーチサイエンティスト。ポールとの共著多数。チョウやサンゴ礁の魚類の研究のほか、ポールとともに環境保護活動に取り組んでいる

鈴木光太郎[スズキコウタロウ]
新潟大学人文学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。