「認知科学のススメ」シリーズ<br> はじめての認知科学

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「認知科学のススメ」シリーズ
はじめての認知科学

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  • サイズ B6判/ページ数 161p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788514584
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1011

内容説明

判断する/決定する/話す/感情を動かされる…こころの豊かな働きを内側から解明する認知科学。複雑な認知の世界を解きほぐして語る、高校生から読める本格入門シリーズ誕生。

目次

序章 ヒトはどんなふうにものを考えるか?
1章 出発点―こころを問うひとびと
2章 こころをわかるために―記号、表象、計算、意味、理解
3章 こころと身体と言語
4章 動物らしさvs.ヒトらしさ
5章 認知科学のここまで、そしてこれから

著者等紹介

内村直之[ウチムラナオユキ]
科学ジャーナリスト。1952年東京都生まれ。81年東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程満期退学。物性理論(半導体二次元電子系の理論)専攻。同年、朝日新聞入社。同社福井、浦和支局を経て、東京・大阪科学部、西部本社社会部、『科学朝日』、『朝日パソコン』、『メディカル朝日』などで科学記者、編集者として勤務した後、2012年4月からフリーランスの科学ジャーナリスト。新聞記事、雑誌記事など多数。12年から慶応義塾大学で「ライティング技法ワークショップ」、13年から法政大学で「社会と科学」の講義を担当、14年から北海道大学CoSTEPで客員教授としてライティングなどを指導

植田一博[ウエダカズヒロ]
東京大学大学院総合文化研究科教授。当初経済学部に入学しますが、その後理系に転じ、1988年東京大学教養学部基礎科学科第二卒。93年東京大学大学院総合文化研究科博士課程修了、博士(学術)取得。東京大学大学院総合文化研究科助手、助教授、准教授を経て2010年情報学環教授、13年総合文化研究科教授。創造性研究、熟達化研究、日本伝統芸能の技の分析、行動経済学、アニマシー知覚研究、錯覚研究などに従事

今井むつみ[イマイムツミ]
慶應義塾大学環境情報学部教授。東京都出身。1989年慶應義塾大学大学院社会学研究科博士課程修了。94年米ノースウェスタン大学心理学部大学院博士課程ph.D.取得。93年慶應義塾大学環境情報学部に助手として赴任、専任講師、同助教授を経て2006年から現職。専門は認知科学、特に言語認知発達、言語心理学、問題解決過程

川合伸幸[カワイノブユキ]
名古屋大学大学院情報科学研究科准教授。1990年関西学院大学文学部卒、95年同大学大学院文学研究科博士課程単位修得退学、98年博士(心理学)取得。99年京都大学霊長類研究所講師、2001年名古屋大学大学院人間情報学研究科助手、助教授を経て07年から現職

嶋田総太郎[シマダソウタロウ]
明治大学理工学部教授。2001年慶應義塾大学大学院理工学研究科計算機科学専攻博士課程修了。博士(工学)取得。06年明治大学理工学部専任講師、同准教授を経て15年から現職。専門は認知科学、脳科学、脳機能イメージング、人工知能。特に社会性・身体性の脳メカニズム、メディア認知、ミラーシステム、自己身体認識、ブレインマシン・インタフェースが研究テーマ

橋田浩一[ハシダコウイチ]
東京大学大学院情報理工学系研究科ソーシャルICT研究センター教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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禿童子

28
認知科学を一言でいうと、「ヒトの心を科学にする」んだそうです。高校生以上の読者を想定した本にしては参考文献の紹介も充実して良書。「こころの働き」を記号や表象からマクロに把握する。情報科学の先駆者4人チューリング、フォン・ノイマン、ウィーナー、シャノンからコンピュータの誕生、1956年のダートマス会議による人工知能(AI)の発祥に後押しされた認知科学の誕生が1975年頃と新しい学問分野。ヒトVSコンピュータ、ヒトVS動物と比較すると、ヒューリスティック、推移的推論、対称性推論などに人間らしさがあるらしい。2019/04/30

りょうみや

27
このシリーズ2冊目。入門書であり概説書で認知科学の成り立ち、人工知能との関係、応用、現在とこれからの課題などがサッと分かる。この分野で基本的だけど初心者が分かりにくいと思えるものを重点的に選んで解説したとあって、記号と表象、身体性とアフォーダンス、推論とアブダクションと骨のあると思える内容を続けている。2022/09/08

ぬらりひょん

6
「ヒトのこころとは何でしょうか」から始まる。前から疑問ではあったけれど、心のありかは目に見えるものでなし、実に曖昧なもの。その心を解明するとなると文系理系の枠を超えていろんな分野に跨るものなんだなと知った。心理学とコンピュータ科学など私からすると対極にあるような気がするけれど、実は近しい関係みたい。第1章に出てくるアラン・チューリング(脳内ではカンバーバッチ!)と今井むつみ先生の益々のファンになった。そして赤ちゃんの言語獲得の過程をもっと知りたくなった。2022/09/22

ざっく

6
認知科学アプローチを行うコーチングを知り、興味が湧いたので読んでみた。後半にいくにつれて面白くなっていった。「無理やりさせた表情がこころに影響を与えた」とあり、笑顔でいることによって、こころが楽しいと感じるができるそうだ。「身体性による処理は、アフォーダンスという概念からもわかるように『いま・ここ』という場に限られるでしょう。それに対して、言語を持っていると『いま・ここ』という限定された枠から自由になることができます。」とあり、スポーツ選手がゾーンに入るときも、言語を超えた境地なのだろうか。2021/04/21

侘び寂び侘助

3
入門書という事で手に取って読んでみる。認知科学という分野は、多岐にわたる異分野からのアプローチから成立した背景から、もしかしたら、これからの人間の科学的分析におけるブレークスルーが起きるかもしれない、と思える。2020/04/12

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