内容説明
ごっこ遊びで子どもたちは、模倣でありながらリアリティーにこだわり、今はかなわぬ秘めた想いを実現するために想像力と創造力の限りをつくす。眼に見える子どもの活動から、それを支えている眼に見えない子どもの想い、あり方を探り、その豊かさと奥深さを言葉にする試み。
目次
子どもの成長と遊び
年少と年長の違い
ままごとにおける豊かなあり方
模倣と真似
本質の浮き彫り
模倣と真似における指標
乳児における遊びと現実
制作における創造力
競技と遊び
遊びの移行と展開
遊びにおける言葉と感情
身体の動きと遊び
遊びにおける充実感
著者等紹介
中田基昭[ナカダモトアキ]
1948年東京に生まれる。1980年東京大学大学院教育学研究科博士課程修了(教育学博士)。現在、岡崎女子大学・教授、東京大学名誉教授
大岩みちの[オオイワミチノ]
1955年岩手に生まれる。1977年愛知教育大学教育学部卒業。1977年~1987年名古屋市立第一幼稚園教諭。1998年愛知教育大学大学院教育学研究科修了(修士(教育学))。現在、岡崎女子大学・准教授
横井紘子[ヨコイヒロコ]
1981年名古屋に生まれる。2010年お茶の水女子大学大学院人間文化研究科博士後期課程・満期退学(修士(人文科学))。現在、十文字学園女子大学・講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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