人間科学におけるエヴィデンスとは何か―現象学と実践をつなぐ

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人間科学におけるエヴィデンスとは何か―現象学と実践をつなぐ

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  • サイズ B6判/ページ数 276,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788514492
  • NDC分類 116.7
  • Cコード C1011

内容説明

「人を支援する実践」を支えるための質的研究とは?自他の心に気づき、言葉にし、それを共有すること―人間同士の関わり合いを核にもつ保育・看護・医療・教育・心理臨床などの営みの質の向上を目指し、現象学の原理をもとに、理論と実践の立場から明快に提示する。

目次

第1章 人文科学の本質学的展開(人文科学の危機;認識問題の解明と本質学 ほか)
第2章 質的研究における現象学の可能性(はじめに 自然科学に人間の解明はできるか?;質的研究の理論と問題点 ほか)
第3章 人間科学と本質観取(はじめに “現象学的な”人間科学とは?;フッサールの構想―反省的エヴィデンスと本質について ほか)
第4章 「接面」からみた人間諸科学(「接面」という概念に行き着くまで;接面 ほか)
第5章 精神療法におけるエヴィデンスとは何か(自閉症にみられる独特な知覚体験―原初的知覚;常に変化し続ける現象をいかにして把握するか ほか)

著者等紹介

小林隆児[コバヤシリュウジ]
1949年鳥取県米子市生まれ。児童精神科医、医学博士、日本乳幼児医学・心理学会理事長。1975年九州大学医学部卒業。福岡大学医学部精神医学教室入局後、福岡大学講師、大分大学助教授、東海大学教授、大正大学教授などを経て、2012年より西南学院大学人間科学部教授

西研[ニシケン]
1957年鹿児島県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科修士課程修了、社会哲学専攻。京都精華大学助教授、和光大学教授を経て、東京医科大学教授(哲学教室)。教育出版小学校国語教科書『広がる言葉』編集委員

竹田青嗣[タケダセイジ]
1947年大阪生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。1992年明治学院大学国際学部教授(哲学、思想)、2005年早稲田大学国際教養学部教授。哲学者・文芸評論家。在日作家論から出発、実存論、人間論を軸とする哲学活動を続ける

山竹伸二[ヤマタケシンジ]
1965年広島県生まれ。学術系出版社の編集者を経て、現在、心理学・哲学の分野で著述家・評論家として活動中。大阪経済法科大学アジア太平洋研究センター客員研究員。現代社会における心の病と、心理的治療の共通原理、および看護や保育、介護などのケアの領域における原理について、現象学的な視点から捉え直す作業を続けている。1998年、「自由と主体性を求めて」により、第14回暁烏敏賞を受賞

鯨岡峻[クジラオカタカシ]
1943年秋田県秋田市生まれ。発達心理学者、京都大学博士(文学)。1968年京都大学文学部卒業。1970年同大学大学院文学研究科心理学専攻修士課程修了。1970年島根大学助手、講師、助教授、教授を経て、1995年京都大学大学院人間・環境学研究科教授、2007年同大学院定年退官後、中京大学心理学部教授、2014年同定年退職後、同大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Go Extreme

2
人文科学の本質的展開:認識問題の解明と本質学 本質観取 本質学と解釈学 実践領域への現象学的適用 質的研究における現象学の可能性:質的研究の理論と問題点 質的研究としての現象学 人間科学と現象学的方法 人間科学と本質観取:フッサールの構想 本質観取をどう行うか 本質観取と人間科学 接面からみた人間諸科学:接面 客観主義パラダイムと接面パラダイム 明証的・エヴィデント 接面パラダイムの素朴な認識論 精神療法におけるエヴィデンス:原初的知覚 甘えのアンビヴァレンス 精神療法におけるアンビヴァレンス・エビデンス2021/03/02

M

0
卒論で使った本。 接面パラダイムという考え方が、エピソード分析の必要性を論理的に証明してくれる。2020/12/10

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