文化とは何か、どこにあるのか―対立と共生をめぐる心理学

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文化とは何か、どこにあるのか―対立と共生をめぐる心理学

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  • サイズ B6判/ページ数 193,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788514478
  • NDC分類 361.5
  • Cコード C1011

内容説明

文化の主体は個人か集団か?精神的なものか物質的なものか?文化が個人の外にあるのだとしたら、なぜ文化は変化するのか?ひとびとが対立し、助け合い、憎しみ合い、愛し合いながら共に生きる、「私の体験」から立ち上がる新しい文化の心理学の誕生。

目次

文化とは何か
第1部 文化の立ち現われ方(文化はどう現われる?;文化が現われる文脈;文化集団の虚構性;文化集団の実体性;文化集団の立ち現われ)
第2部 文化の語り方(拡張された媒介構造=EMS;EMSと集団の実体化;文化集団の実体化とEMS;文化意識の実践性と文化研究)

著者等紹介

山本登志哉[ヤマモトトシヤ]
教育学博士。1959年青森県生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了、北京師範大学研究生院博士課程修了。たかはし呉服店社員、奈良女子大学教員、共愛学園前橋国際大学教員、早稲田大学教員、中国政法大学客員教授、同犯罪心理学研究所特聘研究員などを歴任。供述心理学研究所・埼玉所長。専門は発達心理学・法心理学・文化心理学。主な業績として「幼児期に於ける『先占の尊重』原則の形成とその機能:所有の個体発生をめぐって」(教育心理学研究1991。城戸奨励賞受賞)、Money as a Cultural Tool Mediating Personal Relationships:Child Development of Exchange and Possession.(co‐authorship,In Valsiner&Rosa(Eds.) Cambridge Handbook of Sociocultural Phychology,Cambridge University Press.朱智賢心理学賞受賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

izw

12
図書館の新刊コーナーでタイトルが目につき内容も見ないで手に取ったが、非常に面白く、一気に読み通した。「文化心理学」という分野はなじみが薄いが興味深い。文化が集団に現れる現象を拡張された媒介構造(EMS: Expanded Mediational Structure)を想定して説明する。ちょっと反論したいところもあるが他の文献も読み、もう少し理解してからにする。2015/10/30

izw

2
読みかけだったと思い最初から読み直していたが、半分過ぎたあたりで読了していたことに気づき、意図せず再読することになった。初読のコメントで「ちょっと反論したいところもあるが他の文献も読み、もう少し理解してからにする」と書いているが、まだ他の著作は読んでいない。大雑把には、EMSが既定のものとして扱われているが、動的に生成されるものであり、それが生成されるためにもEMSが再帰的に使われるのではないかという気がしてならない。2016/02/14

やまきりん

0
見慣れない用語が多いので一見難解だが,軽い語り口と豊富な具体例のおかげでかなりスラスラ読める。文化が実体としてどこかに存在するのではなく,毎回のコミュニケーションの中で「立ち上げられる」という視点が斬新かつ有用。2018/05/13

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