触発するゴフマン―やりとりの秩序の社会学

個数:

触発するゴフマン―やりとりの秩序の社会学

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月21日 00時47分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ B6判/ページ数 285p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788514317
  • NDC分類 361.253
  • Cコード C3036

内容説明

ビジネス・看護などの新たな調査の増加とともに再注目されるゴフマン。これからの経験的な研究のためには、どのような実用性が見いだせるのか。人類学者や言語学者も参加したゴフマンを「使う」ための一冊。

目次

第1章 アーヴィング・ゴフマンの社会学―理論内在的分析と現代的展開
第2章 ゴフマネスク・エスノグラフィー
第3章 自己に生まれてくる隙間―ゴフマン理論から読み解く自己の構成
第4章 「他者の性別がわかる」という、もうひとつの相互行為秩序―FtXの生きづらさに焦点を当てて
第5章 会話分析の「トピック」としてのゴフマン社会学
第6章 フレーム分析はどこまで実用的か
第7章 引用発話・再演・リハーサル―フレームの複合性と経験の自在性
第8章 「ふつうの外見」と監視社会
第9章 修理屋モデル=医学モデルへのハマらなさこそが極限状況を招く―アイデンティティの機能的差異をも論じたゴフマン
第10章 ゴフマンと言語研究―ポライトネスをめぐって
第11章 ゴフマンのクラフトワーク―その言語人類学における遺産

著者等紹介

中河伸俊[ナカガワノブトシ]
京都大学大学院文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。現在、関西大学総合情報学部教授、大阪府立大学名誉教授。専門は社会問題の社会学、文化社会学、社会学理論

渡辺克典[ワタナベカツノリ]
名古屋大学大学院環境学研究科博士後期課程単位取得満期退学。博士(社会学)。現在、立命館大学衣笠総合研究機構准教授(特別招聘研究教員)。専門は医療社会学、相互行為論、歴史社会学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

livre_film2020

33
「これを読めばゴフマンが何言ってるのかわかるようになるよ」と勧められて飛ばしながらも読了。かなり独特な人という印象。現在、『スティグマの社会学』を読んでおり、いきなり小説の引用出てきてびっくりしていたが、そういうことかと納得。刑事とスリの話を普通に面白い読み物として読んでいた。我々は相互行為を通して互いを認識し合っている。焦点の定まった行為と定まっていない行為は同時進行であり、これを認識することで現象を複層的に可視化できる。結局、認識が大切だと思う今日この頃。2022/08/16

センケイ (線形)

5
意外と方法論的な議論が多い本なので、理論自体を期待すると少し面食らう。がそれでも、多岐に渡るトピックは一通り読んで損はないだろう。我々は人の性別をどのように探ってしまっているのか。普通になりすますことの社会的な有用性は何か。これらのトピック、あるいは日常会話やサービスの享受におけるいわば「マジックサークル」での自分たちの習慣・儀礼が問い返される記述を通じて、日ごろの暮らし方をうまく顧みれるように思う。2018/11/29

大久保遥

0
ゴフマンの読み方の参考になる2023/04/07

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9729238
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。