目次
特集:社会的実践と質的研究(災害復興における“めざす”かかわりと“すごす”かかわり―東日本大震災の復興曲線インタビューから;通学型の通信制高校において教員は生徒指導をどのように成り立たせているのか―重要な場としての職員室に着目して;「羅生門問題」からみた被災地の復興過程―茨城県大洗町を例に;慢性の病いをもつ研究者が主宰する病者の集いの場で生成される意味―研究者の在り様を含めた場の厚い記述から;方法としてのレジデント型研究)
一般論文(ナラティヴの文化心理学―ブルーナーの方法;「Days‐Before」の語りに関する理論的考察;知的障がいのある子どもを緊急に親元から離すプロセスとは―在宅ケアを望んでいた親の施設利用に焦点を当てて;ドナー家族の脳死下臓器提供プロセスにおける体験と心理的軌跡―“ドナー家族に対する看護ケアの発展に向けて”;量的データの質的分析―質問紙調査を事例として)
BOOK REVIEW(書評特集『質的心理学ハンドブック』はどのような意味で「原典」たりうるか?)