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内容説明
親が変われば子どもも変わるってホント?わが子が「ひきこもり」になったとき、親も先の見えない暗闇に突き落とされる。親たちはどう変化していくのか、支援者の役割は?家族の体験の丹念な分析から見えてくる、精神的な健康を取り戻すための道しるべ。
目次
第1章 語り手たち―本書の登場人物
第2章 ひきこもりとは
第3章 親が変わるということ
第4章 何がなんだかわからない段階
第5章 子どもの状態を知る
第6章 子どものつらさを理解する
第7章 ありのままの子どもを受け入れる
第8章 人生に新しい価値を見出す
第9章 子どもはどのように変わるのか?―親の歩みと子どもの歩み
第10章 親の変化を助けるもの
著者等紹介
船越明子[フナコシアキコ]
公立大学法人三重県立看護大学准教授、専門は精神看護学。兵庫県神戸市出身、2010年東京大学大学院医学系研究科博士後期課程修了、博士(保健学)。主に、児童・思春期のこころのケアと看護について研究を行っており、子どものこころのケアに対する看護師の実践能力の向上を目的とするサイトを運営している。また、小中高校に出向いて、児童・生徒、教職員・保護者を対象に「子どものこころの健康」についての授業や講義を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままちゃり
1
お隣の子供さん(31歳)が、6ヶ月前からひきこもりになってきているのでこの本を読んで、みました。ご近所として何か出来る事はないかと思い読み始めたのですが、先ずは何も話されないので、そっとしておこうと思いました。本人が、一番大変なのだから…親御さんから話されたらこの本を紹介しようと思います。2019/10/12
emirio
0
ひきこもり家族へのインタビュー。ひきこもりの現状や家族の気持ちや経験談が書いてある。長期化している人も多い。参考になる。26,104,2019/07/24
林檎
0
評価32021/03/11
関東のカササギ
0
引き込もりについて知るために読みました。引き込もり=未成年の問題と思っていたのですが、10年単位の長期に及ぶ事が多いと知り、目から鱗でした。 ただ、様々な問題があり難しい事は承知していますが、両親は引きこもりとなった子供を受け入れ、何十年もケアをするべきだという本書の勧めには納得しにくいものがありました。 長期戦は両親に負担がかかるのは勿論、本人にとっても時間が経過すればするだけ人生の選択肢が狭まり、悪循環に陥るだけではと愚考するからです。更に類書を読んで、知識をつけたいと思います。2018/02/05