内容説明
美という主観を、脳のはたらきという客観から推定するパズルは解けるのか?脳イメージングの手法を駆使して美を感ずる脳メカニズムに迫る科学的冒険への誘い。
目次
1 視覚芸術の神経美学
2 美と感性の脳内表現
3 神経美学と色彩調和
4 北斎漫画の神経美学―静止画に秘められた動きの印象
5 能面の神経美学―能面の表情に秘められた謎
6 フラクタル図形に対するサルの好き嫌い
著者等紹介
苧阪直行[オサカナオユキ]
1946年生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。京都大学大学院文学研究科教授、文学研究科長・文学部長、日本学術会議会員などを経て、京都大学名誉教授、日本ワーキングメモリ学会会長、日本学術会議「脳と意識」分科会委員長、日本学士院会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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