タテ書きはことばの景色をつくる―タテヨコふたつの日本語がなぜ必要か?

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  • サイズ B6判/ページ数 166p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788513570
  • NDC分類 811
  • Cコード C1081

内容説明

ヨコ書きが増え、中国、韓国でもタテ書きが消えていく中、タテ書きの存在理由はどこにあるのか?文章の成り立ち、視覚や記憶のしくみと多角的な実験結果から、タテヨコが併存するからこそ成り立つ日本語の魅力を再発見する!

目次

1章 タテ・ヨコ日本語の視界の違い
2章 日本語は文脈共有の言語である
3章 人はどのように文書を見ているか?
4章 タテ・ヨコの「読み」の比較
5章 タテ・ヨコの「書き」の比較
6章 タテ書き・ヨコ書きの生い立ち
7章 タテ書きを消してはならない

著者等紹介

熊谷高幸[クマガイタカユキ]
1947年愛知県に生まれる。早稲田大学第一文学部フランス文学専攻卒業。印刷会社に勤めながら法政大学夜間部で2年間心理学を学ぶ。東北大学大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。現在、福井大学教育地域科学部特命教授。専門は自閉症者のコミュニケーション障害とその支援。現在は、これに加えて、日本語についての研究も進めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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