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心理学における現象学的アプローチ―理論・歴史・方法・実践

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  • サイズ A5判/ページ数 266,/高さ 22cm
  • 商品コード 9784788513518
  • NDC分類 140.7
  • Cコード C3011

内容説明

厳密に学問的な現象学に基礎づけられた、哲学とは区別される心理学のアプローチとは?看護学、社会学、教育学、人類学などの研究者も活用できる、十分に一般的な現象学的アプローチの基礎理論から具体的適用の方法までを詳述。質的研究者待望の書。

目次

第1章 概念的枠組み
第2章 心理学的現象を研究するにあたっての質的視点
第3章 研究過程
第4章 科学的現象学的方法とその哲学的脈絡
第5章 現象学的方法
第6章 方法の適用

著者等紹介

ジオルジ,アメデオ[ジオルジ,アメデオ] [Giorgi,Amedeo]
1931年米国生まれ。世界的に活躍する代表的な現象学的心理学者。視覚の実験心理学でPh.D.の学位をフォーダム大学で取得。デュケイン大学で、フッサールとメルロ=ポンティの現象学に基づき、現象学/科学/心理学を統合する質的研究方法、現象学的心理学における「ジオルジの方法」を創始。現象学的心理学誌を創刊し編集長を約25年。人間科学研究国際会議(IHSRC)創始者の一人

吉田章宏[ヨシダアキヒロ]
1934年東京・神田生れ。都立日比谷高校卒。東京大学・理科一類入学、教育心理学科卒。米国イリノイ大学Ph.D.。コーネル、お茶の水女子、東京、岩手、川村学園女子、淑徳の諸大学に勤務。放送、京都、大阪、岡山、九州、埼玉、群馬、中央、都留文科、立教、日本女子、大正の諸大学で授業。デュケイン大学にフルブライト研究員。教授学研究の会・元世話人。人間科学研究国際会議所属。米「現象学的心理学誌」編集顧問。日本教育心理学会名誉会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

みき

12
研究方法の参考にしようと読んでみたけれど、このやり方だと、超越的主観性ではなく、結局客観性の次元にもどってしまってないか? と思った。ただ、単純化されているのでわかりやすいし、こうやって分析すれば、まあある程度出来上がるものがあることも理解できる。けれど、メルロ=ポンティを読んだ後だと、メルロ=ポンティのレベルに到底及ばない感じが、根本的に違うやり方でなければ生きられた経験へアプローチできないのではないかー? という印象を捨てきれない。2023/03/21

kapo54

1
研究手法を学ぶために読んだが、理解しきれなかった2019/05/28

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