体罰の社会史 (新装版)

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体罰の社会史 (新装版)

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  • サイズ B6判/ページ数 280p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788513358
  • NDC分類 372.1
  • Cコード C1021

内容説明

丹念な史料の掘り起こしを通した著者のユニークな主張。体罰の少ない江戸時代。むしろ近代化の中で体罰の乱用が進んだ。歴史を問い直して現代の学校教育を見つめなおし、日本の体罰観と実態をさぐる。

目次

1 体罰の思想史(原始・古代、中世の体罰;近世の体罰観;「確立」と「ゆれ」と肯定論の再生;中国の場合)
2 近世社会と体罰(武士の学校と罰・体罰;武士の生活・教育と地域集団の体罰;寺子屋の罰・体罰)
3 近・現代史と罰・体罰

著者等紹介

江森一郎[エモリイチロウ]
1943年東京に生まれる。1967年東京大学教育学部教育学科卒業。1967~72年長野県にて高校社会科教師(2校)。1978年2月東京大学教育学研究科博士課程単位取得退学。1978年3月~1991年宮城教育大学講師、助教授。1991年4月~2008年3月金沢大学教育学部教授(この間、1993年~同上社会環境科学研究科教授、同上教育学部附属高等学校校長、放送大学客員教授などを兼任)。2008年4月~金沢大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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アメヲトコ

6
教育における体罰は日本の伝統であったのか。決してそうではなかったことを近世を中心に、思想と実際の両面から考察した一冊。当時の教育思想の意外に理知的なところに驚かされる一方で、地域集団の中ではかなり陰惨な体罰も横行していたことも見落としてはいけないのでしょう。薩摩の郷中教育など、絶対あんな社会には生まれたくない。近現代についてはかなり駆け足な感じで、ここはもう少し丁寧な論証が読みたかった気も。初版は89年刊で、戸塚ヨットスクール事件が執筆の契機とのこと。2017/09/20

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