内容説明
発達心理学の歴史的変遷、理論的基盤と方法論の潮流をたどり、さまざまな隣接領域が、発達心理学にもたらした影響を概括。発達的視点を中核においた「発達科学」としての目指すべき方向を示す。
目次
第1部 発達心理学の基礎理論と方法論(ピアジェの認知発達理論の貢献:過去・現在・未来;ヴィゴツキーの文化的発達理論の貢献:過去・現在・未来;ボウルビィの愛着理論の貢献:過去・現在・未来)
第2部 発達心理学の理論的・方法論的潮流(ネオ・ピアジェ派の考え方;新成熟論の考え方;生態学的知覚論の考え方:発達的視座から ほか)
第3部 隣接諸領域の理論・方法論と発達心理学への示唆(比較行動学の考え方;霊長類学の考え方;行動遺伝学の考え方 ほか)
著者等紹介
田島信元[タジマノブモト]
東京大学大学院修士課程修了。博士(人間科学)。現在、白百合女子大学文学部教授。東京外国語大学名誉教授
南徹弘[ミナミテツヒロ]
大阪大学大学院博士課程中退。博士(人間科学)。現在、甲子園大学心理学部教授。大阪大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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