内容説明
あれは「海の彼方の戦争」だったのか?通説を廃し、第一次大戦が日本社会にもたらした意味を、当時の新聞・雑誌、講談、演劇、短歌、落首などのなかにさぐる、“文学”と“世界戦争”をめぐる意欲的試み。
目次
第一次大戦と日本文学
1 戦争論の時空
2 世界戦争とメディア言説
3 第一次大戦とパフォーマンス
4 第一次大戦の現象学
5 “戦後”へ
著者等紹介
中山弘明[ナカヤマヒロアキ]
1961年、東京都生まれ。早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。専攻は日本近代文学。博士(文学)。現在、徳島文理大学文学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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