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内容説明
「文化立国」日本の海外発信力はなぜ弱い?イギリス、ドイツ、フランス、アメリカ、日本の文化政策を検討し、比較メディア論から「クール・ジャパン」への途を探る。
目次
「メディア文化政策」とは何か
第1部 ソフト・パワーの興亡史(「イギリス国王=インド皇帝」のソフト・パワー構築プロセス;国民国家ドイツの「魅力」と民族メディア;フランスにおけるブランド戦略の活路;オバマ時代のパブリック・ディプロマシー;「文化立国」日本におけるメディア論の貧困)
第2部 文化政策のメディア論(「博覧会のメディア論」の系譜;出版メディアにおける『武士道』と『IQ84』のあいだ;越境する映画文化政策の展望;電信‐電波‐電視のメディア文化政策;ポピュラー音楽の覇権をめぐるメディア文化政策;コンテンツ・アーキテクチャ・ソーシャル)
著者等紹介
佐藤卓己[サトウタクミ]
1960年、広島県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。京都大学博士(文学)。現在、京都大学大学院教育学研究科准教授。主要業績:『「キング」の時代―国民大衆雑誌の公共性』(岩波書店、2002年、日本出版学会賞・サントリー学芸賞受賞)、『言論統制―情報官・鈴木庫三と教育の国防国家』(中公新書、2004年、吉田茂賞)など
渡辺靖[ワタナベヤスシ]
1967年、北海道生まれ。ハーバード大学Ph.D.(社会人類学)。現在、慶應義塾大学SFC教授
柴内康文[シバナイヤスフミ]
1970年、千葉県生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。現在、東京経済大学コミュニケーション学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぽん教授(非実在系)