内容説明
医療・学校・施設・地域―それぞれの現場における実践の積み重ねから見えてきた、つながりを作り支援に活かすプロセス。「コミュニティ臨床」という臨床心理学の新しいアプローチの誕生。
目次
第1部 コミュニティ臨床の理論(コミュニティ臨床とは何か;つながりとは何だろうか;コミュニティ臨床の実践と変化する視点;つながりの下地作りの実践プロセス;人を支えるお手伝いの実践プロセス)
第2部 コミュニティ臨床の実践(心理臨床家によるコミュニティ臨床の実践事例)
第3部 コミュニティ臨床の展開(コミュニティにおけるつながれなさとその支援;明らかになった課題―個人臨床が直面する限界の意味;コミュニティ臨床の理論2―ローカルな観点から)
著者等紹介
下川昭夫[シモカワアキオ]
首都大学東京大学院人文科学研究科教授。1998年、東京都立大学人文科学研究科博士課程単位取得退学。東京都老人総合研究所流動研究員、東亜大学助教授、東京都立大学助教授を経て、2010年より現職。専門は臨床心理学・コミュニティ臨床(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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