オーバーフローする脳―ワーキングメモリの限界への挑戦

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オーバーフローする脳―ワーキングメモリの限界への挑戦

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  • サイズ A5判/ページ数 213,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788512610
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C1011

出版社内容情報


◆「脳を鍛える」ことは可能なのか?◆

いまや脳は、情報の洪水に見舞われています。テレビを見ながら新聞を読み、 連れ合いのお喋りにも耳を傾けていると携帯が鳴り出す──いまや同時にいく つもの事をこなすのは慣れっことはいえ、時々失敗するのも無理はありません。 デジタル社会が生み出す情報の奔流に立ち向かっているのは、4万年ほど前の 人類の祖先、生活環境もずっと単純だったであろうクロマニヨン人の脳とほぼ 同じ容積の脳なのです。情報ストレスで、ダメージを受けないのでしょうか。 本書はワーキングメモリという脳の機能に焦点を当てて、脳の限界と可塑性、 脳機能を訓練する可能性について、最新の研究成果を一般の読者にわかりやすく解説した、興味深い科学読み物です。著者は、スウェーデンのカロリンスカ 研究所教授、訳者は京都大学名誉教授。共にワーキングメモリ研究で著名な研 究者です。

内容説明

4万年前のクロマニヨン人とほとんど変わらない脳が、いま、デジタル社会の情報の奔流に立ち向かっている。情報ストレスで、ダメージを受けないのだろうか?脳の処理能力には、どんな限界があるのだろうか?脳の訓練で、限界を超えることができるのだろうか?―。

目次

はじめに―石器時代の脳が情報洪水に見舞われたら
情報の入り口
心の作業台
ワーキングメモリのモデル
脳とマジカルナンバー7
同時課題処理の能力と心の帯域幅
ウォーレスのパラドックス
脳の可塑性
注意欠陥多動性障害は存在するか?
認知ジム〔ほか〕

著者等紹介

苧阪直行[オサカナオユキ]
1946年生まれ。1976年京都大学大学院文学研究科博士課程修了、文学博士(京都大学)。京都大学大学院文学研究科教授、文学研究科長・文学部長、日本学術会議会員などを経て、京都大学特任教授・名誉教授、日本ワーキングメモリ学会会長、日本学術会議「脳と意識」分科会委員長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Humbaba

16
脳のワーキングメモリは鍛えることで成長させられる.その能力を鍛えれば,一つのものに注目しすぎることにより,やらなければならなかったことを失念するという可能性を低く出来る.2013/05/19

ayaka

4
マジカルナンバー7に代表されるように、ヒトの脳には限界があるけれど、フリン効果などを挙げて可塑性もあるよっていう…感じ?個人的にはワーキングメモリについてと、覚醒、コントロールされた注意システムと刺激駆動型注意システム、マインドワンダリングあたりの話は特に興味深く読めました。あと、ストレスを感じる時にキーとなるのは「自分がコントロールしているかどうか」、なるほどねと思った。学習性無気力なんかを考えると分かりやすい。2012/11/29

yuka_tetsuya

2
フリン効果という認知的エンハンスメントの存在がワーキングメモリ能力の向上と関連しているとの指摘はなるほどと感心した。ADHD気味にいろんな刺激に振り回されているのはある程度エンハンスメントに役に立っていると聞いて、殺伐とした職場にも意味を感じた。しかし情報洪水の時代だからこそ、情報から遮断されじっくり熟考されたアピール力の強い書物に魅力を感じる。細切れの時間では人を感動させる物を作れないのではないか。これからの認知心理学を考える上で必読の書と思われる。2013/05/05

egu

1
うーんなんか 以前に読んだワーキングメモリ系の本がいい内容だったので肩透かしを喰らった感じで致し方ない! 情報過剰かする現代社会ストレスや誘惑の中で如何に注意力の維持的困難 課題や組織の困難 外的刺激からどうやればみをまもりながら上手に生活していけるのか? そんなことを簡潔にかいているほんです。2015/02/20

オブ犬

1
脳の情報の一時保管所であるワーキングメモリについて、それが頭の良さと関係あるという事や、鍛えられるという事を挙げている。もうちょっとシステマチックな事が知りたかったかな。2014/07/16

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