ひき裂かれた“わたし”―思想としての志賀直哉

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ひき裂かれた“わたし”―思想としての志賀直哉

  • 新形 信和【著】
  • 価格 ¥2,860(本体¥2,600)
  • 新曜社(2009/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 274p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784788511811
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C1010

内容説明

日本人の伝統的な“わたし”と西洋的な“わたし”。青年時代、二つの異質な“わたし”に苦しみつつ、真の自己をもとめつづけた志賀直哉。その精神の軌跡を読み解く、比較思想・比較文化論からのアプローチ。

目次

序章 “わたし”について
第1章 “わたし”の解体―『城の崎にて』を読む
第2章 父と子―血縁の父と父なる神とのはざまで
第3章 神経衰弱―『濁った頭』をめぐって
第4章 “わたし”の分裂―苦悩の本質
第5章 “わたし”の消滅―血縁の父と自然との和解
終章 “わたし”のなりたち―父と神と自然と

著者等紹介

新形信和[ニイガタノブカズ]
1940年、熊本市に生まれ、福岡市で育つ。1968年、京都大学大学院文学研究科修士課程修了。現在、愛知大学国際コミュニケーション学部比較文化学科教授。専門は比較思想、比較文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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fantamys

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「わたし」という観念を中心に、キリスト教やメルロポンティの思想を参考にしながら志賀直哉を考える。2014/10/06

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