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認知哲学―心と脳のエピステモロジー

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  • サイズ B6判/ページ数 284,/高さ 19cm
  • 商品コード 9784788511743
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C1010

内容説明

意識とは情報処理なのか?現代脳研究の成立基盤を問いなおし、「心とは何か」に迫る科学の発展と限界を33のキーワードで読み解く。

目次

はじめに 「意識の科学」はなぜ困難なのか―そもそも「科学」とはなんだろうか?(心身問題―「意識の科学」をめぐる古典的難問;科学の対象としての意識―科学は「一般性」を捉える ほか)
1 心をコンピュータにたとえる―計算機は心を持つか?(コンピュータはなぜ「計算している」といえるのか―計算機の思想と基本的な仕組み;中国語の部屋―コンピュータは「意味づけ」をしない ほか)
2 心の仕組みと脳の仕組み―脳は計算機か?(観念連合説―近代経験論哲学の(負の?)遺産
認知心理学―心はプログラム ほか)
3 決定論と自由意志―自由意志は幻想か?(皇帝の新しい心―自由意志は量子力学と関係があるか;動機を与える感情―「自由意志」は不自由なものとして到来し、必然的に決定される ほか)
おわりに エピステモロジーの立場

著者等紹介

山口裕之[ヤマグチヒロユキ]
1970年奈良県に生まれる。1999年東京大学大学院人文社会系研究科基礎文化研究専攻(思想文化)哲学専門分野博士課程単位取得退学。2002年博士(文学)学位取得。現在、徳島大学総合科学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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