出版社内容情報
患者とその家族のQOLを見すえた、医療とは? 近年特に注目されている<心理行動科学的アプローチを紹介、詳述したハンドブック。
内容説明
心身の健康をめざしたメディカルフロンティア。病む「人」に寄り添い「生」のクォリティを見守る。“生活習慣病”をはじめ多様な「慢性の患い」に対する“こころ”と“いとなみ”そして「患う人まるごと」へのアプローチ!そのスタンス/技法の現在形&未来の可能性へのリーチ。
目次
序章 心身医学総論
第1章 糖尿病の心理行動科学(糖尿病における心理と行動;糖尿病の精神症状;糖尿病女性と摂食障害 ほか)
第2章 甲状腺疾患の心理行動科学(甲状腺機能亢進症における心理と行動;甲状腺機能低下症における心理と行動;甲状腺疾患と精神障害 ほか)
第3章 心理行動科学的アプローチの課題
第4章 心理行動科学的アプローチの展開(視床下部・下垂体疾患;性腺機能低下症;更年期障害 ほか)
著者等紹介
中井吉英[ナカイヨシヒデ]
1942年、京都市生まれ。1969年、関西医科大学卒業、内科系大学院。九州大学医学部心療内科助手・講師、関西医科大学第1内科講師・助教授を経て、1993年、関西医科大学第1内科学講座教授。2000年~2009年、関西医科大学心療内科学講座教授。現在、関西医科大学名誉教授、洛西ニュータウン病院名誉院長・心療内科部長。関西大学客員教授、九州大学医学部・広島大学医学部・鹿児島大学医学部非常勤講師。日本心療内科学会理事長、日本心身医学会前理事長(現在:理事長代行)ほか(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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