内容説明
“親になるための発達”は子ども時代から始まっている。赤ちゃんを一度も抱っこしたことのない大人がいきなり親になる時代。いまこそ必要な「親発達」論と、「親への準備教育」への提言。
目次
第1部 いまの親たちがかかえる困難と、その背景(いまどきの親たち;親になれない親たちの背景)
第2部 親発達論(親発達論の位置づけ;親の発達プロセス)
第3部 家庭教育支援とその可能性(親の影響の大きさ;政府や自治体の尽力―「家庭教育支援」;提言―親になるための準備教育)
著者等紹介
斎藤嘉孝[サイトウヨシタカ]
1972年群馬県桐生市生まれ。慶応義塾大学卒業、同大学院社会学研究科修士課程修了、ペンシルベニア州立大学大学院博士課程修了(Pennsylvania State University)。博士(Ph.D.,社会学)。現在、西武文理大学サービス経営学部健康福祉マネジメント学科准教授。専門関心は、親子関係やコミュニケーションに関する調査研究、それに関連した福祉・教育制度の実証的検討および政策提言など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まじかな?
9
題名面白そうなのに肝心の中身が…同じ主張繰り返しすぎ、結局結論ないじゃん、新聞だのテレビだのも同じこと言っているわーって感じでいまいちな印象がしました( ;∀;)分かりやすいんだけどなんか物足りない…正直値段とつりあっていないと感じました(; ・`д・´)2014/01/31
かなで
1
前に研修で「お母さんだけに子育ての負担がいっているから、先回り育児をしちゃう」みたいな話をされて、子どもを守れるのは私だけだから、私が何とかしなきゃという気持ちが今の母親は強いらしい。だからモンスターペアレントとかも生まれるのかなって思ったり。今の時代に親になるのってめっちゃ大変な気がする。/7冊目2022/04/17
sakikomama
0
「親の発達プロセス」面白い。「親の原体験」の重要性に重きを置く。事例少ない。2011/12/09